海とその向こう〜第2の大陸〜
「なるほど。よく見えたな、島じゃあないが」
「急に来ないでくれ……いつも通りでいいとはいえ、戸惑うから」
今、俺が話しているのはカイザードレイク・フレイムのゴウカ。『焔龍皇』の名を持ち、カースの友達だという。かなり話しやすい奴で、あいつが友達なのもわかる。
それで、海で楽しんでいた時のことを話していたのだ。
「というか島じゃあないって?まさか大陸とか言わないよな?」
「ああ、そのまさかだ」
「大陸って他にあったのか……」
「まぁ、今オレたちのいるこの大陸とその大陸しかないが。あとは島国が複数、大きいのは5つといったところだ」
うーん、世界は広い。父さんも母さんも知らない場所がたくさんあるんだな。
ちなみに俺たちが見つけた大陸は、どんな大陸なんだ?
「その大陸は確か………各地に大河川が流れる大陸で、水源の大陸、または湿原の大陸とも呼ばれるな。ちなみにこの大陸は樹海の大陸と呼ばれているぞ」
「島国はどう呼ばれているんだ?」
「氷河の列島、高山の列島、嵐の列島、火山の列島、砂漠の列島があるな。どれも行ったことあるし、火山の列島は住処なんだが、嵐の列島はキツかった。強風と豪雨と落雷の対策ができないとかなり厳しい。あと主な島は、龍の島、機械島、獣の島、骸島がある」
なるほど、教えてくれてありがとうな。
しかし骸島ってなんなんだ……得体が知れない分気をつけないと。
「それよりも主、大丈夫ですか?我ら、かなりの人数乗っていますが……」
大丈夫大丈夫!他のやつも引っ張ってくれているし。
今、俺は大型船「ティロ」をオーシャンレックス2頭とともに引っ張っている。搭乗しているのは、ギブル、ザピラー、イームン、ソルクーメ、ディブモア、ミカシサ、トノム、メイラープ、テリプ、レンドエッサ、ケファメレ。
わざわざ大型船で来た理由は、向こうで仲間ができた時に連れて帰りやすくするため。後、拠点を作るための資材も持ってきたから。
中々荷物が多くなったが、問題なく航行中。搭乗者たちにとっては初めての海なので、かなり賑わっている。
「オーシャンレックス……カッコイイなー」
「何かしら乗せてから乗ることも可能なのか」
「うーむ、やはり海の水はしょっぱいのか?」
「そりゃあそうだろ。しょっぱくなかったら海じゃねーぜ」
「でも、湖は『うみ』っていいますよね?」
「細かいことは、気にしなくていいかと」
「シルマ様が仲間にした者たち以外にも多くの魚がいるのですね」
「おらたちでも、なかなかお目にかかれない魚もいるみてぇだ」
「いやー今度泳いでみたいぜ!アイツラも楽しんでたみたいだしな!」
「海の魚ってどんなやつが美味いんスか?楽しみッス!」
「ウム、皆楽しそうで何よりじゃ。」
そういえば、お前たちは大丈夫か?
「問題ねーです。ガンガン行きましょう」
「……。(コクコク)」
よし、もうすぐ着きそうだ。
ついに……第2の大陸に上陸!したのはいいが、夜なんだよな……。
今日は拠点を作って、明日から調査を開始する。
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