海とその向こう〜洞窟の先へ〜
いきなりですが新章突入!
今度は樹海の外を探索?さらに、奴らが来て新たな知識を得ていく!そして、ついに……?
ー匿名希望のNさんより
「この辺りはまだ来たことなかったな」
「最奥部まではまだかなり時間がかかりますから」
「故に我輩らも何があるか知らぬ。少しワクワクしている」
今回、ネルサゴとエルゲーサを連れて、純結晶の洞窟最奥部までの探索をしている。
だがこの洞窟、ものすごく広く、三時間かけてもまだ着かなかった。
「おお?シルマ様、どうやらここが、最奥部のようです」
「………広いな」
「我輩ら洞窟出身が全員集まっても大丈夫そうだ」
まじで広い。こりゃすげぇ。でも、なにか不思議な感覚を覚える。
「何か隠されている」
「しかし、どこにあるのか………」
すると……
「ゴゴゴゴガ………」
中央のでかい純結晶が動いた?!
「これは……!」
「まずい、一旦距離を!」
岩の陰に隠れる。でかいな、あいつも。
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ピュアクリスタルゴーレムキング
<能力値>
物理攻撃:SS
物理防御:SS
特殊攻撃:C
特殊防御:SS
機動力:D
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機動力が低いが、それを補う攻守の高さ。ここのボスでもおかしくはない。
『ワレ、リュウ、マッテタ。デテキテ、ホシイ』
なんか友好的だな、うん。
「どうしたんだ?龍をまってた、ってのはどういう事だ?」
『リュウ、ワタス、モノ、マモッテタ。イリグチ、アケル』
そういうと、洞窟の壁面の一部が動いた。
この先に行け、ということだろう。
その先には、奇妙な空間があった。金属質でありながら、まったく錆びていない。そして設けられた祭壇には、縦長の箱があった。
「珍妙なものがあるが……あれが主に贈られる物なのか?」
「おそらくそうかと。」
警戒しながら手に取ってみると………
<はじめまして。ガイド端末のGBです。>
「しゃしゃ喋った!?」
「オーバーテクノロジーとかいうやつですね……」
<お会いできて光栄です、マスター。マスターの名前をお聞かせください>
「あ、俺の名前だな?俺はシルマだ」
<マスターの名前を、『シルマ』として登録しました。>
<身体を作り直したいのですが、私のエネルギーだけでは不十分なのです。補助をしてほしいのですが、よろしいですか?>
「まあ、手伝いなら問題ないぞ」
<ありがとうございます。補助者とともに、身体の再構築を行います>
縦長の箱……GBから光がどんどん生み出され、人の形を作っていく。あっという間に完成し、GBが体内に入り込んで終わった。
「ますたー、わたしのなまえをつけてくれませんか?」
名前か。その髪からとって……
「トパーズ、ってのはどうかな?」
「きにいりました!わたしのなまえは"とぱーず"です!」
<ガイダンスアンドロイドに名前が登録されました。>
「しかし、何故この娘はこんなところで待っていたのでしょう?」
「ここが見つかりにくいからではないか?」
まあ、人間に見つかったら十中八九悪用されるだろうしな……
とにかく。ここから出よう。
「まさか、他の場所に繋がっていたとは……」
あたり一面の水場を見て、思わず言った。あの後、ピュアクリスタルゴーレムキングに「ケビシア」と名付けたり、純結晶に籠もっていたケッショウヤドカリ達を仲間にしたり、祭壇部屋の奥に出口を見つけて行ったらビーチクリーナーと呼ばれる魔物を人間から守ったり、(案の定人間至上主義で説得できなかったため口封じ)そいつらも仲間にしたりと、いろいろあった。そして、ついに!海に来た!やったぜ!
「あれなんかみんな微妙?」
「水場は不得手なので……」
「感動した」
「綺麗な場所ですね」
「しおくさいです」
「いつも見ているので」
エルゲーサとケビシアは喜んでるな。
それで今は貝殻拾いをしているのか。
「あいつらに知ってもらうためだ」
「ますたー、1000キロさきにおっきなしまがあります!」
遠っ!いや遠っ!飛んでも3時間かかるぞ!?
……嘘です4時間かかります。
「どんな島なのですかなぁ。私はお断りしますが」
「そもそも泳げるやつは何人いるんだ……?」
「っていうことがありまして。ビオラ殿はどうですかな?」
「僕は無理だと思う……イグロスさんたちリザードマンなら大丈夫だと思う」
「ふむふむ。ボルザ殿は?」
「空を飛ぶなら、私やレイーガ、コーハ、リオーマ、レンドエッサ、一応ソピィとベーナとヴァシピーも行けます」
「なるほど。参考になりました。」
「クロコダイルやコブラも泳げたはず」
「そこから、何人か出せば大丈夫そうだね」
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