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訪れる者たち〜竜人の場合〜

今回は砂糖多め。

         ークールな電撃蜂より

「シルマ氏。竜人族が二人来ている。」

「テュランとウェスゲーを連れてきてくれ」

無言だが向かって行った。今度はどうなるか。




「龍様!お初にお目にかかります、ライナの父ネーロと申します。そしてこっちは」

「ライナの母ハーフェと申します。よろしくお願いいたしますわ」

「ご丁寧にどうも。シルマの旦那に仕えているボルトワスプのベーナだ」

「同じくフィアーレックスのテュランだ」

「同じくハイリザードマンのウェスゲーです」

「ドレイク・オールのシルマだ、よろしく頼む」

「わざわざお出迎えいただき感謝申し上げます」

礼儀正しい人たちだ。これなら友好的にやれそうだ。

「ライナに彼氏が出来たと手紙で知り、ここまで飛んできました」

「遠路はるばるご苦労様です。かなり長い距離でしょうし、大変なのではないのですか?」

「ははは、これでも竜人の端くれ。何ともございませんよ」

「あら、途中不意打ちを食らってちょっと危なかったではないですか」

「そ、それは言わないでって言ってたのに……」

「まぁまぁ、お疲れでしょうしこちらへ参りましょう。」

「すいません、助かります」




「おお……!なんと荘厳な城でしょう!この地方1の城ですな!」

「そう言っていただけると、とても嬉しく思います」

「ん?ねぇあなた、あれは―」

ーーーーーーーー

「ありがとごぜぇやしたー!」

「もぐもぐ……うーん美味しいのじゃ!」

「そう言ってくれて何よりだ。並んだかいが有ったよ」

「あの……そっちも……食べたいのじゃ\\\」

「っ!?お、おう、いいぞ……あーん」

「あーむ……えへへ…美味しいのじゃ」

「…っ……そ、そうか(かわいいなぁ……)」

ーーーーーーーー

「何あのラブラブカップル……(ウェスゲー)」

「口の中が甘い……(テュラン)」

「………\\\ (ベーナ)」

これがバカップルってやつか。

「ライナが乙女になっている、だと!?」

「あらあら、やるわね〜。流石、私の娘」

こっちまで幸せな気分になる。あ、気づいた。

「お、お父様にお母様?!なぜここにいるのじゃ!?」

「会いに来たんだろ、ライナに」

あ、みんな戻ったな。……いや、1名戻ってない。

「落ち着け……ビオラの事を考えるんじゃあない……」

………なるほどね。

「久しぶりだな、ライナ。元気そうで何よりだ。」

「ごちそうさま、ライナ。」

「ごちそうさまってどういう意味じゃ!?あ、あとお父様、妾は元気じゃ!」

「始めまして、ライナとお付き合いさせてもらっているメサーキラです。よろしくお願いいたします。」

「あっ、これはご丁寧にどうも。ライナの父ネーロと申します。」

「ライナの母ハーフェです。よろしくね、メラくん」

「えっ、お母さんだったのですか?!てっきりお姉さんかと……」

「あらあら、お世辞が上手なのね」

「め、メーキくん!妾を捨てるつもりなのか!?」

「そんなことねぇーよ!俺が好きなのはライナだけだ!……あ」

「ふぇ!?そ、そんな急に言われたら……あぅ\\\」

……何を見せられているのだろうか。

「さ…砂糖吐きそうッス」

「あいつ……やるじゃねぇか」

「………やばい」

「なんだろう。嬉しい反面、寂しい気持ちになる」

「うふふ、メラくん流石ねぇ〜。孫の顔も、早めに見られるかもねぇ、あなた?」

「「……ッ!?」」

うわぁ……どうしようこの状況……

「あれ?どうしたのー?」

トライホーンの子供たちが来てしまった。

「……皆様、城の中に行きましょう」

「立ち話もなんだし、部屋でゆっくり、ね?」

ボルザにビオラ、本当に助かる。

よーし出発……ってビオラ、すごい自然にベーナの横確保してるし。




「いやはや、中は質素ですがとても過ごしやすいですね」

「風通しが良くて、陽のあたる場所……素晴らしい場所です」

今ここにいるのは、俺、ビオラ、ボルザ、ベーナ、ウェスゲー、テュラン、メサーキラ、ライナ、ネーロ、ハーフェ、トライホーンの子供5匹。ベーナの横にビオラ、メサーキラの横にライナ、ネーロの横にハーフェといった感じで、他は1席ずつ離れている。ちなみに子供たちはお昼寝している。

「メサーキラくん」

「は、はい。な、何でしょう」

「これから私の事は、お義父さんと呼ぶといい」

「……え?」

「私はお義母さんでよろしくね〜」

「あれ……そんなあっさり?」

困惑しているようだ。無理もない、俺だって驚いている。

「だって!あんな様子見たら!応援するしかないでしょあんなの!」

「二人共、お幸せにね〜」

「あっはい!ありがとうございます!」

ようやく呑み込めたのか、嬉しそうだ。

「そういえば二人はどこまでいったの?」『ッ!?』

いきなり何言い出すんだこの人!?

「もうキスは済ませたのかしら?」

いや何とんでもねえ事聞いてんの?!

「どうしたんですか〜?皆さん集まって〜」

「もしかしてライナのご両親?」

ヴィルクとノエルが来た。

「二人はどこまでいったのかな〜と」

「そういえば~、最近手を繋いでいるのをよく見ますね〜」

おっと?

「そういえば最近―」

「ワーワー!言っちゃだめなのじゃー!」

どうなん?ヴィルク。

(昨日キスしたって言ってました〜)

なるほど。ハーフェさんにサムズアップする。

「大丈夫そうね〜あなた」

「これが巣立ちというやつか……」


その後、小規模ながら宴会が開かれ、二人が酔いつぶれて添い寝してるのを見られましたとさ。




「シルマさんに伝言が」

「何だ?」

「我が主、風龍皇さまより。『我らの名代がそちらに行く。マイペース故、見つけたらすぐ案内させるように』…と」

「わかった。皆には俺から話しておく」

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