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南部進行〜顔合わせと恋模様〜

その後、あらゆる場所を見て回ったが、目ぼしいものや新たな仲間はなし。南部の探索を終えて、新たな仲間と共に第1拠点へ帰還した。



「新しく仲間に入った者たちだ。自己紹介頼む」

「私達はブラックスコーピオンです、よろしくお願いします。」

「アタシ達はケイブビッグバット!よろしく!」

「ビッグピッケルモールと申します。よろしくお願い致します。」

「ケイブオオトカゲだ!よろしくお願いするぜ!」

「メガロリザード。よろしく。」

「ジュカイハゲワシじゃ。よろしくのう。」

「ジュカイボアっていいます!よろしくお願いするッス!」

うん。みんなありがとう。それではこれより、各種族のリーダー格の人達に名を与えたいのだがよろしいか?……みんな頷いているな、よし。

ブラックスコーピオンのリーダーには「ネルサゴ」、

ケイブビッグバットのリーダーには「ヴァシピー」、

ビッグピッケルモールのリーダーには「テリプ」、

ケイブオオトカゲのリーダーには「トノム」、

メガロリザードのリーダーには「エルゲーサ」、

ジュカイハゲワシのリーダーには「レンドエッサ」、

ジュカイボアのリーダーには「メイラープ」と名付ける。

レンドエッサが「ソロモンの一柱」を獲得し、条件は後58となった。

「皆仲良く協力して強くなってほしいと思っている。それぞれの長所を活かしていくようにやっていってほしい。それでは解散!」

それぞれが戻っていく。こっちに指示を出しておこう。

「ソルイス、ボルザ。こいつらに居住地の案内をしてくれ」

「了解しました」「分かりました!」

さてと………それじゃあ、聞きに行ってみるとするか。




「メサーキラ、少しいいか?」

「あ、シルマさん!どうも!」

しかし、ガタイいいよなこいつ。かなり男らしいし……

「どうしたんすか?じっと見て。見られるのあんま慣れてないので、ちょっと照れますね」

「……気になっている人とかいる?」

「へ?ああ……テュランから聞いたんですか?」

「いや、誰にも聞いてなかったが」

「あ、そうすか……実は、ライナちゃんが気になってて」

ほうほう、きっかけとかは?

「名を貰った後ですね。あの後―」

ーーーーーー

「メサーキラ……かっこいいのじゃ!」

「ははは、ありがとう。ライナちゃんの名前も、可愛いと思うよ」

「ふぇ……?そ、そうなのじゃ?」

「ああ、そう思うぜ」

「あ、ありがとう……じゃ、じゃあメーキくんって呼んでもいいのじゃ?」

「え?ま、まあいいけどよ」

「……!これからもよろしくね、メーキくん!」

ーーーーーー

「……っていうことがあって、あの時の笑顔が忘れられなくて……それで探索に行ってもらってる間に、テュランに相談してたんです」

「ふむ……それで?」

ーーーーーー

「なるほど。そいつぁ恋ってやつだ」

「恋……ですか?」

「特定の異性にしか目が行かねぇんだろ?そりゃあもう恋してるっていうには十分だ」

「うーん……どうしたらいいんでしょうか」

「そりゃもう、攻めあるのみよ。俺らの戦い方と同じよ。一緒にいる時のライナちゃんの事、俺に教えてくんないか?助言できるかも知れん」

「では―」



「ぜってぇー向こうも好きになってるだろそれ……さり気なくスキンシップ取るのは大体そうだよ……しかも顔赤くなってる時があるって?そりゃもう決定的だろ……」

「え、えっと……」

「大丈夫だ、そこまで行ってりゃ当たっても砕けねぇ。」

ーーーーーー

「と言われまして……」

うーん、告白はしたのか?

「タイミングが取れなくて……まだ」

そうか。そういやカミーユから聞いたが、ライナを助けたときがあったんだろ?

「あ、初めて乗せた時ですね。バランス崩して落ちかけたので、ちょっと焦りましたよ……そういやあれってお姫様だっこってやつだったな?」

無意識だったか……尚の事すごいが。

「……あっ、さっさと飯作らねぇと。じゃぁな」

「あっはい。それでは。」

さてと、身を隠してっと……

「あの……メーキくん、ちょっといいのじゃ?」

「うぉっ!?ライナちゃんか、気付けなかった」

まぁ、そういうことです。

「アニキも見に来てたんですね」

テュランか。さっきまで話してたから、ちょっとね。

―一方その頃反対側では

「頑張るのよ、ライナ」

「大丈夫だよ、うまくいくよ」

「あのっ、い、言いたいことがっ、あるのじゃっ」

「おう……大丈夫か?」

「だ、大丈夫なのじゃ」

(そんなわけないのじゃ!心臓バクバクしててやばいのじゃ!)

(一体何を言われるのか……楽しみ半分、不安半分っていったところかな……)

「………」「………」

む、無言になった……大丈夫か……?

「あの、実は俺からも伝えたいことがあってな」

「っ……!な、何じゃ?」

お?顔がキリッとしたぞ?

「俺はお前のことが好きだ!」

「ふえ!?」

「ただ名前で呼ぶんじゃなくて、愛称をつけて読んでくれるところや、いつも一生懸命頑張ってるところも、毎日俺に話しかけてくれるところも好きだ!」

「……\\\」

「でも1番好きなのは。明るく照らしてくれるようなお前の笑顔だ!……こんな俺で良ければ、俺と付き合ってください」

……言い切ったな。気持ちがいい告白だった。

「妾も……逞しい体や、別け隔てなく接してるところ、とっても優しいところが……大好きなのじゃ……だから妾と、ずっと一緒に―」

ギュッ

……抱きしめたー!?アイツすげー大胆だな!?

「行動力あるな、やっぱ。」

「抱きしめてるー!どっちも顔真っ赤ー!」

「良かったね、ライナ…!」

「……というわけで、俺たち付き合い始めました」

パチパチパチパチ!

「よかったですね二人共!」

「お二方。どうかお幸せに。」

本当、よかったよかった。この幸せがもっと増えるよう、俺も強くならなくては。

「……僕も覚悟を決めます」




「それ、ほんとに使えるのか?あの国が作ったものだし、あんまり期待できん」

「融合モンスターだぞ?強いに決まってる。あの魔物共を一匹残らず抹殺してくれるさ」

「………」

(だがその魔物達は、人間や亜人にも優しいと聞く。有効的な関係を築けるように立ち回らねばならぬ)

「なら、お前さんは南部から回れ。そこで見たという証言があった」

「そりゃあいい。そっちは?」

「吾は東部でそちらが到着して混乱させるのを待つ。すかさず吾が切り込もう」

「いいぜ。なんなら1人でやろうか?」

「ふむ、お手並み拝見といこう」

(悪く思うな。自然を蔑ろにするお主等とは、相容れぬのだ。しかし、吾のようなものを、受け入れてもらえるだろうか)




「あの半端者がハイエルフだと!?」

「間違いありません。戸籍が変わっていました」

「ククッ、クハハハ!半端者だと思っていたが、そこまで行くとは。迎えに行くぞ!」

(姉上に酷い仕打ちをしておきながら今更迎えるだと?虫がいいにも程があるぞ老害!……さっさと出発しなくては)




「なんと!」

「どうされましたの、あなた?」

「ライナに、ボーイフレンドが出来たらしい」

「まぁ!ついにあの子に春が!」

「しかもお相手は龍の配下の種族の内の一つであり、リーダーと書いてある。こちらから挨拶に向かうか」

「ええ!早速準備致しましょう!」




大樹海より南に750キロ離れた絶海の孤島にてー

「大樹海に、キングドレイクが住み着いたようだ」

燃える炎の如き龍が言った。

「あの場所は、永らく竜が住んでいませんでしたから。ようやく、といった所でしょうか」

たゆたう水の如き龍が答える。

「どうだっていい。問題はそいつが生きていけるかどうかだ」

宵闇を纏う龍が尋ねる。

「どうやら多くの仲間を集めているようですわ。生きていけるのは確実かと」

聖なる雰囲気を纏う龍が答える。

「そいつはいいことだ。仲間がいるだけで、やれる事が増える」

迸る雷の如き龍が言う。

「それで、その新顔の属性は?」

吹きすさぶ嵐の如き龍が問う。

「……どうやらすべて使えるようだ」

冷徹な龍が答える。

「マジか!?俺1つも使えねえのに全部!?かーっ、羨ましいねぇ」

豪快な龍が言い放つ。

「その龍は……何をする気なのだ……」

巌山の如き龍が問う。

「……………」

屍の如き龍は何も言わない。

「人間至上主義を根絶すると言っているな」

輝きを放つ龍が答える。

「大きく出たな。だがそれなら、悪魔や七大罪を持つものを仲間にするのも頷ける」

「………誰か見てきてくれませんか?近くには送迎しますので」

「…………ワタシ………見に行きたい………駄目………?」

「いいんじゃねぇの?誰が行ってもいいでしょ」

「力を発揮しなければいいのですから」

「というわけでよろしく、屍の嬢さん!」




それぞれが、それぞれの思惑で動き出す。

ある者は復讐、ある者は利用、ある者は挨拶、ある者は視察ー

しかして、行き着くのは同じ。

グィトゥオ大樹海であるー

次回、新章突入!

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