それぞれの戦い
「さあ、行くよ!」
そういって理香子が槍を構える。
一方、相対する斧使いも斧を構えた。
「ランスブレイカー!」
理香子は槍を振り回すように突き出したが、斧に防がれる。
「斧は面積が広いからな」
「ちいっ、中々やるわね」
「これでもくらえ、アックスブレイク!」
斧使いが斧を振り下ろすが、理香子はそれを難なくかわす。
「レンジは相手の方が短いけど、近づけなきゃ攻撃を防がれる……」
「ほう、冷静だな」
「なら、あれを使うしかないわね」
理香子が槍を投げる構えを見せる。
「呼び戻し機能で槍を戻ってこさせるつもりか?その前に叩き伏せてやる!」
だが、理香子はそのまま突っ込んでくる。
「ランスブリンガー!」
それを見た斧使いはいう。
「なっ!?まさか上手に持った槍で、そのまま突っ込んで来るというのか!?」
斧使いは予想と違う攻撃をされ、慌ててしまったようだ。
投げると見せかけて突っ込まれたんだからそれも仕方ないかもしれないが、
斧使いはそのまま貫かれた。
「ふう、今のはある種のかけだったけどね。見事に引っかかったわね」
だが、そこで銃弾が飛んでくる。腹を撃たれた理香子はたまらずいう。
「うっ!今のは流れ弾?」
「いいや、私だ」
そこに現れたのはピストルを構えた少女だった。
「理香子は下がって。ここは私がやる!」
そこに頌子が割って入る。
「ここは私に任せて。ウインドネスクルセイド!」
「弓矢がピストルに勝てる道理はない。ましてや私の弾丸は魔法。あなたのように曲げることもできる」
そういってピストル使いは弾丸を撃つが、それは弓矢に相殺された。
「たしかに構えてすぐ撃てるのはピストルの売りだけど、弓矢と違って音が出る」
「魔法の場合いわなきゃ曲げられないから、むしろピストルの方が優位よ」
「そうかもしれないけど、あなたのピストルは引き金を引くことが曲げるトリガーのはず」
「何がいいたいの?」
「私の弓矢が一本だと誰がいったの?」
「さっきかんなとやらが毒使いを倒した要領で頭上で滞留などできまい」
だが、その弓矢は下からピストルを射抜く。
「だから、私が持っておいたのよ。銃弾を掴むよりは、弓矢を掴む方が簡単だから」
そういったのは美夢だった。
「ちいっ!降りなければ墜落するか」
そういってピストルを持っていた少女は下に降りていった。
「さて、後はボクがどうにかしないといけないね」
そんな彼の前に現れたのは、悪堕ちしたかのような衣装の彼の姉らしき存在だった。
「見た目には騙されないよ。大方姉さんのクローンだよね?」
「バレては仕方ない。私はダークメイザード。いかにも、お前の姉のクローンだ」




