25/68
すけべなあひるのこ
ぐへへ、と笑いながら、あひるは泣いていた。
どうしてぼくは、こんなにすけべなんだろう?
どこかおかしいんじゃないだろうか?
あひるとして、まちがっているんじゃないだろうか?
びょういんに行ってみた。
「すけべすぎますね」と、お医者さんに言われた。
泣いた。
やっぱり、ぼくはおかしかったんだ。
帰り道、エロいおねいさんが立っていた。
ぐへへ、と笑って、ちかづいた。
あひるのこは、もう寝る時間だよ
もう8時半だよ
そう言われ、
いいじゃないか、
へるもんじゃなし
ぼくがおけつを触ると、
通報されて
ぶちこまれて
かきまわされて
北京ダックになりました。
ぐへへ
ぼくのお腹が
香味野菜でいっぱい。
吊るされて
くちばしをだらしなく下げて
ぐへへ
あひるのこは笑った。




