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コムチャン森の住人たち  作者: ぱめ
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オールマンデー

 今日も月曜日がやって来た。

 昨日も月曜日だった。その前もずっとだ。


 毎日が日曜日ならお金に困ってしまうし、毎日が月曜日だと憂鬱の晴れる間がないと人々は最初思った。

 しかし人間というのは如何なる環境にも慣れてしまえるものである。太陽が3つある世界でたとえ地獄の鬼さえ焼き尽くす猛暑とペンギンも凍らせる極寒が不規則に繰り返し襲って来ても、脱水することでペラペラになれる体に進化して凌いだという例も過去にある(リウ・ツーシン作『三体』より)。


 毎日が月曜日になり、休みがなくなってしまったと人々は初め思い込んだ。

 理髪店店主達は逆に毎日が定休日になってしまうと嘆いた。

 しかし7の倍数の月曜日を休息日として決めることで危機を乗り切ったのである。

 その年第1回目の第7月曜日が1月7日でも、きっちり364日目に52回目の第7月曜日の休日は訪れ、うるう年がなくなった。

 ただ、なんとなく日々の彩りがなくなり、つまらなくなったなぁと感じるようになってしまったぐらいである。


 神のいたずらに人間界はなんとなく動揺し、なんとかパニックを回避して乗り切ったが、森の動物達にはどうでもよかった。

 彼らは今日が月曜日であることさえ知らなかった。


 さて、今日も月曜日である。

 と思ったら違った。今日は休日明けの金曜日なのであった。

 すぐにまた休みがやって来る。

 だるいなぁ、と神は考えた。

 毎日が月曜日ならだるくないかも、となんとなく考えたのだった。


 皆様、だるいけど頑張りましょう。



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