↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
贄の運び屋  作者: ニシキメサイコ
38/114

策略

さて、所変わって恋詩の家。


女の子らしいピンクに包まれた部屋に、八糸と恋詩の2人きり。一般的に見れば、この2人は恋仲なのではと思う距離感だが、それは物理的な話であって精神的なものでは決してない。


ここで試しに恋詩の心の中を覗いてみよう。


『あぁ、八糸サマと同じ空気を吸えている。最高ッ!』


対して八糸は。


『はぁ、なんでこの部屋には鏡がないんだ。最悪…』


こんな風に銘々(めいめい)で考えていることがバラバラなので、これから始まる話し合いもどうなることやら、というわけである。


「…石ころ、手鏡ある?」


「は、はいっ。いま持ってきますね!」


ふんわり百合の香りがするロングスカートが八糸の背後を通り、そのまま部屋を出る。


しばらくして戻ってきた恋詩の手にはウサギをかたどった手鏡が。それを受け取ると八糸はすぐさま自分の顔をチェックし、フッと満足げな笑みを浮かべた。


その様子を確かめ、「それで、」と本題に移る恋詩。


「八糸サマ、本当に他のみなさんに神具を渡してもよろしいのですか?」


手鏡から目線を上げ、恋詩を見据える八糸。


「うん、そうすることで裏切り者がわかるからね。呪具を持つ者は神具に嫌われるんだよ」


そう言って彼は人差し指にはまった指輪を見つめ、深く息を吸うと、「みんなをもう一度集めるんだ」と息とともに吐き出した。

 間が空いてしまい申し訳ありません!

 これから毎日投稿がんばって継続するので応援お願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。