通知
※この話はスマホで見ることを推奨します。
朝日がカーテンの隙間から漏れ、目を擦りながらゆっくり開けようとしたが、何かを思い出したように勢いよく起きた。
「合否どうなった!?」
すぐにスマホを見てメールアプリを開いた。指先が震えている。
メールアプリにはヴィルドリア駐屯地からメールがしっかりと届いていた。
緊張しながらも開き、ゆっくりと下にスライドした。
合否通知
受験番号10130 ティシ・ヴァンダー殿
この度はヴィルドリア駐屯地入隊者選抜試験にご参加いただきありがとうございます。
あなたは入隊試験において大変優秀な成績を収めました。
そのためあなたを
合格
とさせていただきます。
詳細につきましては後ほどお送りさせていただきます。
「ぃやったー!!」
ベッドで飛び跳ね鼻歌を歌いながらリビングに向かった。
ソファに座り何度も合格の文字をニヤけながら繰り返しみた。
「あ、みんなはどうだっのかな?グループメッセージで聞いてみよーっと!」
運命の4人グル
ティシ
「ねぇ!合格したよ!」
アレクト
「あたしもごーかく!」
ネイト
「私も合格だったよ」
ウル
「あたしはダメだった」
ティシ
「そうだったんだ。また来年頑張ればいいよ!」
アレクト
「そうだよ!1年遅れてもそんな変わんないっしょ!」
ネイト
「私ウルがいなくても頑張るから」
ウル
「なんて、うっそー!合格してるっての!舐めないでよね!」
ティシ
「マジで許さん」
ネイト
「ちょっと、ウルの事嫌になったかも」
アレクト
「あんた次会ったらぶっ飛ばす!」
ウル
「マジでメンゴ!怒んないで!」
ティシはウルのことには少し怒りを覚えたが、それよりもみんなが合格し同じ駐屯地に入れたことが嬉しいようだ。スマホの画面を胸に抱え、しばらくソファに寝転んだまま、その余韻に浸っていた。




