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思いつくままに……エッセイ集  作者: 冬忍 金銀花


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714/716

ep.714 底を突く

 築四十年の自宅なんだが床が抜けそうで怖い。五年くらい前に破れた網戸の網を張り替えをしましたが、今では経年劣化が激しくて……もう破れかぶれになっている。三十五年と五年の差は日本産と中国産の違いに他ならない。

 網戸の網を張り替えることは自分で出来ますよ、実に簡単です。ではどうして放置しているのかな??


 それぞれ三年、五年、七年、十年が過ぎても……何年前だったのかが全く解らないのは何故か。


2026年7月16日


●底を突く……どのようなモノにでも言えるのか?


 現金の蓄えが底を突き……これはスイカズラには例えられないぞ、常に無いのだからお解りか?


 蓄えていた物がほぼ無くなりつつある事を例えて言っている。だから、主に個人の事をさして言うのだろうが、「株の相場が底を突いたか」とも例題に載せられていた。これは識者・相場師の希望的観測に過ぎない。だから「株の相場が底を突いたか」とは言えないぞ。それと……本当に全銘柄が下落するのも信じられない。俺は小心者だ、株なんてやれない。


 屁理屈はさておき、いやいやスイカズラ屁理屈はこれからが本番だ。


 今現在は米余りとなっている。稲穂は黄色くなって重みを増したから、来週あたりからは早くも稲刈りとなるはず。台風も逸れて今年は豊作となる。


1.米問屋の倉庫が底を突く……

2.家庭の米櫃が底を突く……

3.死体を入れる棺すら底を突く……

4.スーパーの商品が底を突く……


 良く読まれたら? 少しずつ文章が変だと思われただろうか、いやいや別に何とも思いませんが? だとしたら貴方の頭が変なのかもしれません。


 何はともあれ、危機迫る状況にモノの補充が出来ないという場面で使われる。ならば商売で直ぐに商品を仕入れる事が出来るとしたら、それはお門違いというも。




 はて……? 死体を入れる棺すら底を突く……とは、他に何が無くなったのだろうか。これは1918年から1920年頃に、全世界で大流行したスペイン風邪の記事から頂いて来た文章だ。


 このスペイン風邪は近年で大流行したコロナと同じようなものであり、何処の国が発生源だったのかも判らない。ともに変異を繰り返しながら、途中から死亡する人が続出した。収束したことさえ未だに不明だそうだからコロナと通じる。



 死体を入れる棺すら底を突く……を書き換えたら?


 お米を入れる米櫃すら底を突く……??


 よって、「死体を入れる棺すら底を突く……」は間違い。




●死体を入れる棺すら底を突く……とは、他に何が無くなったのだろうか


「この子も死ぬと考えたら……うっ……」

「俺はもうすぐ親父の後を追って死ぬ。だったら……」

「そうだねあんた……。このさいだから米櫃の米をうんと食べてから死のうよね」

「それは名案(、、)だ」


 これが明暗(、、)となったようで、食料の補給も出来ないような過疎地で起きた事実。スペイン風邪を乗り越えた人たちは餓死したという事だった。又聞きなんだから真偽の程はご自分で考える必要がある。きっと真冬の事だとは思える。




●台湾有事で日本が戦争に巻き込まれるとしたら?


 台湾有事がスペイン風邪だとしたら、国民は皆して餓死する事が心配されますので、「戦争だ~」と言う人は何も考えていない、おめでたい人たちだ。薬品の原料なんかも中国から輸入されているし、その他、日本に溢れているモノは殆どが中国製なんだからな。



 台湾有事が起きるとしたら政治家は何を思う、何をするのか、何が出来るのか。国民は?……何も望めそうにもない、諦観が先に出てくるのはスイカズラだけか?


 お米を入れる米櫃すら底を突く……文章を端折っていますから、必ずしも俺が正しいとは言えません。ですが、死体を入れるモノは棺桶なんだし、敢て「死体」と書く必要があったのか? 疑問だな。


 食料の補給も出来ないような過疎地で起きた事実。さて、多くの人々がスペイン風邪で亡くなったから、村の食料は余裕が出ている?? とも考えられる訳だ。事実はそうではないのだとしたら、どのような事が考えられるのか。病気の蔓延は一年というように長きに亘っていたのか、とにかく「現代の感覚で推し量る」のは間違いの元。

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