キャラクター紹介②
いつも『機械仕掛けの魔法使いたちは、希う』を読んでくださり、ありがとうございます。
ここでもう一度、物語を彩るキャラクターたちをご紹介します。
今回は宵15組の、三人組です。
晶
天空律環学園、中等部一年生。
柔らかな笑みを浮かべ、
誰に対しても距離の近い態度で接する少年。
その物腰は穏やかで、言葉選びも丁寧。
自然と人の懐に入り込むような、
心地よい空気を纏っている。
けれど——その優しさには、
どこか“整えられたもの”のような違和感がある。
与えられる言葉も、仕草も、完璧すぎるからこそ、
本心がどこにあるのかが見えない。
莉愛たちの前では、
仮面が少し外れたように、
ほんの僅かに“本物らしい笑顔”を見せるようになった。
学園内の情報や人間関係に精通しており、
気付けば必要なことをすべて知っている。
それでも、自分自身のことはほとんど語らない。
近くにいるのに、どこか遠い。
掴めそうで、掴めない——
そんな距離を保ち続ける、謎多き少年。
魔械義肢:左腕
髪の煌めき:黄
出身:中央都市
所属寮:如月寮
所属委員会:広報委員会
所属部活:武装演習部
好きなもの:分かりやすい人
苦手なもの:両親
小さな癖:空気を読む、顔色を伺う、観察
よくいる場所:人がたくさんいるところ、寮の自室
第一印象:優しくて感じのいい人
実際の印象:どこか掴めない
仲良くなると:少しだけ“素”が見える
真耶
天空律環学園、中等部一年生。
緑の教会に保護され、養護施設で育つ。
淡い色素を纏い、
静かな存在感を放つ中性的な子。
白い肌、白髪、透けるような瞳。
外界から身を守るため、
黒曜石のようなコンタクトと
触覚魔法で自身を覆いながら生活している。
普段は誰と変わらない。
けれど事件が起きた瞬間、
その思考は静かに“名探偵”へと変わる。
幼い頃から司と共に“探偵ごっこ”に興じ、
難題に行き詰まるたびカナタに助言を求めていた。
物事の本質を見抜く力に長けており、
些細な違和感から答えへ辿り着く推理力を持つ。
ただし——
なぜか探す力は弱い。
よく何かを失くしては、
司に助けを求める。
司とカナタを本当の家族のように思い、
そして自分たちを繋いでくれた莉愛のことも、
大切にしている。
静かで、賢くて、
少しだけ抜けている。
そのアンバランスさが、どこか愛らしい子。
魔械義肢:右脚
髪の煌めき:紫
出身:常盤町
所属寮:長月寮
所属委員会:広報委員会
所属部活:帰宅部
好きなもの:推理、謎解き
苦手なもの:探し物
小さな癖:物事を動かすとき指を鳴らす
よくいる場所:司の隣、窓際
第一印象:静かで近寄りがたい
実際の印象:頭が良くて天然気味
仲良くなると:失くし物捜索をお願いされる
司
天空律環学園、中等部一年生。
幼い頃から緑の教会の養護施設で育った少年。
ゆったりとした話し方と、
どこか間の抜けた空気を纏う少年。
一見するとおっとりしていて、
何を考えているのか分かりづらい。
けれどその実、
人や物の“違和感”を拾い上げる観察力に長けている。
表情の揺れ、声の僅かな変化、
視線の流れ——
そうした細部を積み重ねて、
嘘と真実を静かに見分けていく。
それは魔械義肢を介さず発現する、
彼の“第六感魔法”でもある。
推理そのものは特別得意というわけではないが、
真耶の推理を支える
“確かな根拠”を拾い上げる役割を担っている。
両親はいないが、
祖父母との繋がりを大切にしており、
時折会いに行く時間を静かに楽しみにしている。
真耶やカナタとは長い付き合いで、
言葉にしなくても通じる距離にいる。
ゆっくりで、穏やかで、
でも確かに“見えている”ものがある。
そんな、静かな強さを持つ少年。
魔械義肢:左腕
髪の煌めき:橙
出身:常盤町
所属寮:皐月寮
所属委員会:広報委員会
所属部活:帰宅部
好きなもの:観察、真耶に頼られること
苦手なもの:長話
小さな癖:間伸びした喋り方
よくいる場所:真耶の隣、窓際
第一印象:ぼんやりしている
実際の印象:よく見ている
仲良くなると:よく話しかけてくる
ここまで読んでくださりありがとうございます。もし少しでも面白いと思っていただけたら、感想や評価で応援していただけると嬉しいです。




