『怪奇屋』依頼レポート其の壱
『怪奇屋』依頼レポート其の壱
依頼者:カレン
相談内容:深夜に発生するラップ音の原因調査と解決
詳細
依頼を受け、現場を確認したところ、幽霊によるものと思われる濃い痕跡を確認した。周辺住人との間に問題はなく、いさかいが原因ではないと判断。依頼者の父親が依頼に絡んできたが、依頼に関係ないため割愛。
夜、現象が起きたタイミングでのヒアリングで職場での人間関係での問題が発覚。それが原因である可能性を視野にスキルによる幽霊の呪殺を実行した。
呪殺と同時に外から叫び声が聞こえ、現場に向かうとカレンさんと職場で人間関係に問題があった男がいた。その男曰く、幽霊と意識を共有し、操ることが出来る道具を商人から買ってそれを使っていたとのこと。この道具を私はゴーストテイマーと名付けた。
カレンさんには職場を辞めるように進言、本人もそのつもりのようだ。ラップ音が起こっていただけにしてはカレンさんは非常に衰弱していたため、おそらくは霊による軽微な呪いを受けていたと推測する。軽微なものなため健常であれば問題なかっただろうが、父親との関係に悩みがあったようなので、その弱みに付け込まれたのだろうと仮説を立てた。
しばらくはカレンさんを要観察とする。
『怪奇屋』初の依頼者ということで依頼料の代わりに宣伝をお願いしている。今後カレンさんの身に予想外の事態が発生して宣伝効果が失われないことを期待する。




