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ダンジョンマスターズ〜βテスターの俺は最強のモンスター達の力で無双する〜  作者: マロ


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第53話 ライダース襲来!!

「さぁ、着いたぜ!お前ら、この城砦を占拠しろ!ここはギークが貰う!」

城砦についた亮はギークのメンバー達にそう高らかに宣言してギークのメンバー達は次々に城門から流れ込んだ。

そして、杏と亮もモンスターを召喚して突撃していった。


「えっと、まじ?脳死の突撃ですかい?」

まさかの城砦に着いた途端、脳死の全軍突撃命令に悟は呆然とする。


「早く私達も行かないと!」

ギークで適当に見つけた今回イベントのペアのキリッとした30代のOLの女性も武装したリザードマンソルジャー1体とリザードマン2体を召喚してそう言った。


「もしも、すごい強いダンジョンマスターがいたらどうしやす?」

俺はそのOLにそう尋ねた。


「えっ!?でも、こっちには幹部の杏さんや亮さんがいるから。」


「だから、2人よりも強いダンジョンマスターがいたらどうしやす?自分の取り巻きも連れずに全員に突撃させましたが、あの2人がやられたらどうしやす?」

もしあの2人がやられたら俺たちは烏合の衆となり巻き返すことすらできなくなる。

まぁ、今も烏合の衆と言われればそうではあるが。


「えっと…」

OLは言葉に詰まる。


「俺たちだけでも、2人のところにいきやしょ。」

俺はそう提案した。もしもなにかあったとき俺の命で少しくらい時間は稼げるだろう。


「うん!わかった!そうしよう。」



城砦の中に入るとすでに至る所で激しい戦闘が起きていた。

だが、圧倒的なギークの物量とギークに買わせてもらったDランクモンスターという質もあり圧倒的に各所でギークが押していた。


「あははっ!私たち最強なんじゃない!?」

杏は敵のダンジョンマスターのモンスターをBランクモンスターのアイアンゴーレムで押し潰した。


幹部として、みんなと同じDランクの弱いモンスターでは、体裁が保たないと杏と亮はボスに土下座の懇願をして、今回のイベントに向けてBランクのモンスターを買って良いと許可をもらっていた。

Bランク以上を買う時にはボスの許可が必要とする。なぜならば、ダンジョンコアを奪還できてしまう可能性があるためだ。

さらに言うと、バカに力を与えすぎると碌なことにならないからだ。だから、莉人は杏と亮は幹部であるにも関わらずBランクモンスターを持つことを許していなかった。

しかし、組織が大きくなるにつれ幹部が弱すぎるのも問題ではある。だから今回莉人は2人にBランクモンスターの所持の許可を出した。


杏はBランクのアイアンゴーレムを、亮はアイアンマミーを買った。

杏は今までマーマン系を買っていたが、スイのアイアンゴーレムの強さを見てゴーレム系はハズレがないと思いアイアンゴーレムを購入した。そして意外にもその予測は外れておらず、ゴーレム系はタフで普通に強い。


亮は前回のイベントでボスのリッチから兵力を送られていたことや、もともと自分が死霊系を扱っていたことから死霊系の上位種であるアイアンマミーという鉄の包帯で巻かれたミイラのモンスターを購入した。タフさや呪いのデバフを使うことのできる優秀なモンスターだ。


ちなみに、購入するDPは前回のイベントで得たDPを使って購入している。




「へぇ、ちゃんと強いんですな。よかった。」

追いついた悟は杏と亮の強さを見て安心した。


「さすが幹部の人達!!これならすぐにこの城砦も、ギークのものになりそうね!」

ペアのOLの女性も杏と亮の強さを見て頼もしく思う。


順調に城砦内の敵の掃討は済み、城砦がギークの手に落ちた時、慌てたギークのメンバーが2人の元に駆け込んできた。


「あ、杏さん!亮さん!大変です!空から敵が!」


空に影が刺して、ドラゴンの遠吠えが鳴り響く。


「さぁ!この城は俺たちライダースが頂くぜ!!」

ドラゴンに乗った男がそう言った。


「あ、あれはドラゴン使いの村井だ!!」

ギークのメンバーの一人が村井のドラゴンを指差してそう言った。


「あいつら村井が作ったチーム ライダースだ!全員ワイバーンに乗ってるぞ!!」

ワイバーンは全部で5体と村井が引き連れている2匹。

合計7体のワイバーンと村井のドラゴンが杏たち率いるギークを襲った。


「はぁ!?ドラゴンとか反則でしょ!!」

杏はそう言ってアイアンゴーレムの影に隠れる。


「あいつが有名なドラゴン使いの村井か!反撃しろー!」

ギークのメンバーは反撃するもワイバーンはCランクモンスターでドラゴンはBランクモンスターである。

杏のアイアンゴーレムと亮のアイアンマミーは遠距離攻撃が少ない。

ジリジリとこちら側のモンスターが減らされていった。




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