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ダンジョンマスターズ〜βテスターの俺は最強のモンスター達の力で無双する〜  作者: マロ


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第49話 返り咲いたアイドル

「あっけない。」

私のダンジョンを蹂躙していた冒険者達と就職者はギークから派遣されたモンスター達によってあっけなく死んだ。私のダンジョンに彼等の死体が吸収されて大量のDPが振り込まれる。

へー、就職者ってこんなにもらえるんだ。


「あっ、そうだ!リトさんにもお礼を言わないと!」

私はアプリのチャットでリトさんにお礼を言った。


リトさんからはただ「よかった。」とだけきた。

なんだかそっけない気もしたが私がいま生きてられるのはリトさんのお陰だ。


「さて、いつまでもうじうじしてられない。」

私はマネージャーに活動を再開したい旨を伝えた。


マネージャーは一度会って話したいとのことで私は事務所に向かった。


「久しぶり、マイちゃん。元気だった?」

マネージャーは30歳のやり手の女性だ。名前は清水凛。私が売れてないからずっと私を支えてくれていたマネージャーだ。


「はい、本当にすみませんでした。」

私は深く頭を下げた。


「まずは話を聞かせて。」

凛さんはそう言って私を事務所の個室に案内する。


「なんで急に休止したのかちゃんと聞かせて。」

凛さんは真剣な表情で私にそう聞いてくる。


「ごめんなさい、メンタル不調です。」

ダンジョンが攻略されそうで死にかけていたとはとてもじゃないが言えない。


この年齢だ。メンタルの不調ならありがちな理由になるだろう。


「そう、わかったわ。男関係とか…ではないよね?」

凛さんは言いにくそうにそう聞いて来た。


「そ、それは絶対違います!!」

私はブンブンと顔を振る。


「はぁ、もういいわ。たしかに休止する前の貴方は追い詰められていたわね。貴方が病んでしまったのはマネージャーの私の責任でもあるわ。大変な思いをさせて私もごめんなさい。もう大丈夫なの?」

凛さんはそう言って私に頭を下げる。

私はチクリと心が痛む。凛さんはなにも悪くないのに。むしろ私が迷惑をかけてしまった。


「そんなことはないです。いつも凛さんには感謝しています。私はもう大丈夫です。」

私は罪悪感を感じながら俯いてそう言った。


「よかった。でも、結論からいうと前のように戻ることは難しいと思うわ。あなたの突然の休止で賠償請求こそされなかったけれど、貴方のスポンサーには全て手を切られたわ。それにうちの事務所には新しいアイドルや力を伸ばして来たアイドルもいる。前のような大きな会場を借りてワンマンライブをするとかは、事務所的にもかなり難色を示す。正直に話すけど、あなたが辛かったのなら、このまま引退でも私は構わないと思っていた。」

凛さんは真剣な表情で私にそう語った。


「そうですよね、急に休んだやつに事務所はお金を出してはくれないですよね…」


「言い方は悪いけれど…はい?なんですか?今大事な話を…社長!?」

凛さんが話している途中でドアがノックされて汗をかいた社長が入って来た。


「お、おい!マイはここにいるか!?いた!!早く応接室にきてくれ!お前を支援してくださる大企業が来たぞ!」

社長は慌てた様子でそう言った。


「えっ!?」

凛さんは驚きの声をあげた。


私はすぐに応接室に連れて行かれた。

そこにはMastersの社長が座っていた。


「あぁ、あなたがマイさん?ですね。よろしくお願いします。私はMastersの社長 九条龍治です。」


「マネージャーの清水凛です。」「アイドルの佐藤舞です。」

凛さんは早速名刺を交換する。


ほ、ほんとにMastersの社長だ。私は冷や汗を流して驚いた。凛さんはこれが大企業の社長の名刺…と呟いている。


「さて、本題ですが、アイドルのマイさんが復帰するとさる方から伺いましてね。ぜひ、我が社がスポンサーに名乗り出たいのですが。」


「な、なぜうちのマイを?それも社長が直々に交渉しに来てくださるなんて。」

不審に思った凛さんはMastersの社長にそう尋ねた。


「我が社の広告塔になって貰いたいと思いまして。それに、マイさんは事前にMastersがスポンサーになることは知っていたでしょう?」

九条はそう言ってマイをみて首を傾げる。


「えっ!?マイ?どういうことなの?」

凛さんは驚いて私をみる。


「あかりさんのことですよね。」

私はおずおずとそう聞く。


「あっ、それ以上は言わないでください。そうです。」

Mastersの社長は私に静止をかけてそう答えた。


「あかり?マイ、どういうことなの?」

凛さんは私に困惑の目を向けた。


「あぁ、これ以上その話をマイさんにさせないでください。でないと、Mastersはあなた方と敵対しなくてはならなくなる。わかりますね?」

九条はそう言って人差し指を口に当ててニヤリと笑う。


「マイ、やばいことじゃないでしょうね!?」

凛さんは目を見開いて私の肩を掴んだ。


「やばいこと…」

私は肯定するように俯いてしまう。


「違法性はないので安心してください。今のところは。あははっ。」

Mastersの社長はそう言って笑う。


「マイ…貴方、何に関わってしまったの?」

凛さんは心配そうに私を見つめる。


「勝ち馬に乗ったのですよ。マイさんもね。安心してください。マイさんはアイドルとして返り咲きますよ。いくらでも金を注ぎ込みます。バンバン売り出していってください。」


こうして私はギークの力でアイドルにも返り咲くことができたのだった。


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