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ダンジョンマスターズ〜βテスターの俺は最強のモンスター達の力で無双する〜  作者: マロ


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第46話 妖精を勧誘

「ねぇねぇ!じゃあ、あの噂って本当なの!?」


あの噂とはDPがもらえることと階層を3階層まで引き上げてくれるかということだろう。


「本当だ。もしも、あなたがギークに入ったらすぐに救助の強力なモンスターが送られてくるだろう。そして、Dランクモンスターを買えるだけのDPを与えられ、階層も3階層まですぐに引き上げられる。」

俺はギークの入会特典的なものを教えた。


「やっぱり!そうなのね!お兄さん、すぐに私を紹介してよ!」


「ギークに入ればギークの庇護を得られる。しかし、その代わり代償を支払わねからば行けない。」



「えっ?」

マイは代償と聞いてピタッと動きを止めた。


「ギークに忠誠を誓う証にダンジョンコアルームをギークに差し出さなければならないんだ。」


「つまり、逆らえないってことね?」

そう言って飛んで俺の肩に座る。


結構馴れ馴れしいな。普通に虫みたいに払っちゃいそうだ。


「そうだ。どうする?」


「…でも、今攻めて来ている奴らは殺してくれるんでしょ?私のモンスター達を嬲り殺したクソ野郎たちを。」

その口調には憎しみと怒りが感じられた。


「あぁ、そうだ。」

俺は肯定する。


「多分立花家に頼んでも冒険者と就職者達を追い返すだけになると思う。でも、私は彼らを殺してほしいの!許さない、私のモンスターをなぶり殺した報いは受けてほしい。本当にギークはあいつらを殺してくれる?殺してくれるなら私のダンジョンコアだろうと命だろうともあげる。」


「あぁ、約束しよう。」


「なら、私はギークに全てを差し出す。」

妖精はそう言うと覚悟を決めた目で俺を見つめる。

肩に止まってるからかなり近いが。


「ならば、ギークは命を差し出した貴方に力を。このイベントが終わったら人が向かう。住所を教えてくれ。あとダンジョンの位置も。」


「…わかったわ。」


「さて、フレンド登録しようか。」

俺は妖精のダンジョンマスターとフレンド登録した。

ゲームネームはマイというみたいだ。





—まもなく仮面舞踏会が終了します。—


そうして第二回の仮面舞踏会が終わり俺達はアジトに戻る。


「ボス、問題なくあの巨人の下に数人送り込んだよ。あいつの名前はロックっていうみたい。」

戻ってすぐにあかりが俺に報告して来た。


「わかった。引き続き情報を抜いてくれ。」

俺はニヤッと笑ってそう答える。


「えー、2人は会えたの?私もボスと会いたかった。」

杏が俺の腕にそう言って抱きついてくる。


「私とボスは引き合っちゃう見たい!」 

あかりは反対側の俺の腕に抱きついて杏を牽制する。


「それで、みんな。仮面舞踏会はどうだった??」

俺は2人を振り解いてみんなにそう尋ねた。


「んー、結構私たちギークが話題になってるみたい。」

杏が考え込んでそう言った。


「そうだね、私もギークについて聞かれたわ。」

「私も聞かれた!みんな入りたがってたわ。」

セラとしのぶがそう嬉しそうに言う。


「そうだな。なんか偉くなった気分だったぜ!」

そう言って亮は気分良さげに笑う。


「そうだな。あかりのおかげでうちも大きくなった。そして、ダンジョンマスターと就職者との対立が本格的になってきた印象を受けたな。俺たちはまだ静観する。だから、まだ目立つ行動は控えて今は力を貯めよう。」


「わかったわ。」

あかりが真剣な表情でそう言った。


「あと、あかり。1人うちに入ることになったからあとで人を送ってくれ。」


「ふーん、ボス直々に勧誘したんだ?」

あかりは目を細めてそう俺に聞いた。


「いや、なりゆきでな。どちらかというと志願者だ。」

俺はあかりにそう答えて、アプリですぐにそのダンジョンにモンスター達を向かわせた。

もうピンチだって言ってたからな。


「わかったわ。もう今日はやることないから、私が行ってくる。」

あかりはそう言って立ち上がって準備を始めた。





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