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魔法で極める暗殺稼業  作者: マッスルアップだいすきマン
魔法で極める暗殺稼業
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美しい街/正しい都市計画

 俺はワームホールを抜け、すぐに霞が関のオフィスに向かった。

 「金子さん!大量虐殺があったって?」

 「おお、井上さん。ご存知の通りロシアが札幌に核を落としました。今、日本中てんやわんやですよ。Jアラートが機能しなかっただの、憲法9条だの、テロに備えて自警団結成だの。これ、何か異世界が関係あるんですか?」

 「これは女神の仕業だ。人間軍が魔族軍に負けそうだから、魂の大量確保に動き出したんだ。プルチノフを脅したりして抱き込んだに違いない。金子さんのところには何か来てないか?」

 「いや、うちには何の音沙汰も無いですね。女神からも。組織の札幌支部が壊滅したくらいですね。」


 頷きながら金子の報告をゆっくり聞いてから、俺は本題を切り出した。

 「そうですか。日本中が混乱している今だからこそ、やれることがあると思いませんか?」

 金子は察し、ニヤリと笑った。無言でタブレットを差し出して来た。

 「おお、気が利きますね。ターゲットは今すぐ全部消す。でも、それだけじゃ物足りないと思いませんか?」

 金子は腕を組んで考えを巡らせた。

 「・・意図が分かりませんね。」

 「いや、人じゃないんです。この東京、恵比寿青山表参代官山裏原宇田川下北に広尾・・は良いとして、新宿や中野練馬、世田谷目黒品川の一部などはとても汚らしく思いませんか?」

 「もしかして街ごと消すんですか?さすがにそれは・・」

 「いやいや、なんで汚いかというと、街が計画通りに作られていないからなんです。都市計画線てご存知ですか?」

 「人並み程度には。」

 金子はまだ俺の思案に気づかないらしい。俺は一呼吸置いてから演説を始めた。


 「都市計画線は戦後間もない頃、とても頭の良い人たちが東京を最高に機能的で、最高に美しい、世界最高の都市にするために引いた夢の線です。結局実現しているのはごく一部です。」

 「なるほど。立ち退きや用地買収があるから簡単には行きませんよね。」

 「そう。それなんです。そもそも戦争中は東京はどこもかしこも空襲を受けて焼け野原でした。そこにバラック建てて不法占拠が始まるのは自然の摂理です。だが、計画ができたからには協力しなければいけないんです。それが、戦後蔓延した人権という悪魔によって、権利ばかり先行し、全く計画通りにいかなかった。高度成長期はやれる所をやってなんとか成長ができた。ですが、それ以降は計画の実現がほとんど進んでいません。オリンピック招致でもう一度進めようとしましたが無理でした。結果今の日本のこの体たらくがある訳です。」

 「つまり?」

 「東京の都市計画線に沿って計画線に入っている汚らしいもの、人、建物問わず全てまっさらにします。今まさに都市計画が実現するんです。金子さんも世のため日本のためっていってましたよね?」


 金子は黙ってしまった。

 「しかし、そんなことできるんですか?」

 やっと言葉が出た。

 「可能です。しかも今なら全部ロシアのせいにできる。ただ、レベル上げには五木さんの協力をお願いします。」

 「・・わかりました。」

 金子は下を向きながら呟くように応えた。

 「決まった。じゃあ早くやりましょう。時間がありません。異世界時間なんですよ!五木さんを呼んできてください!」


 俺はとりあえずターゲット暗殺から取り掛かった。さやかにチンポをしゃぶらせながら、タブレットを高速右スワイプしていく。約200人のバニシングが15分で終了した。向こうの世界では15時間ほど経っている。ヤバい。早く都市計画に取り組みたい。

 しかし、仕事中のフェラチオは最高だ。さやかは急に「しゃぶれ」と言われたから、啞然としていたが、俺の鬼気迫る表情を見ておとなしく従った。今度はケツを出させる。挿入しながらタブレットをいじり、都市計画マップを航空写真に合成した。この際、多少のズレは御愛嬌だ。雰囲気を出すために、ガラス張りのオフィスを暗くして、窓に手をつかせてピストンしている。仕事をしながらセックス。仕事をしながらセックス!ここに俺の夢極まれり。ヤバい!興奮が止まらない!イク!

 ・・お決まりの様に中に出した。スーツのスカートをたくし上げブラとパンティはずらしたまま、さやかを床に転がした。それを眺めていたらなんだかすごく罪悪感が湧いてきた。レベルを測定する。200近くある。これならば計画線に沿って建物を消せる。


 タブレット上、都市計画線上に林立している建物をなぞるイメージで連続バニシングをかける。転送先は女神座標のカケル王国とリーセ王国を始めとした異世界都市だ。人の顔をスワイプするよりも楽だ。なんだか塗り絵をしている気分だ。魔力量も全然足りる。23区内を大方整理した時、窓から光が差し込んで来た。物凄い充実感だ。俺は腕を上げ伸びをした。


 さやかはそのまま床で寝ていた。俺は金子が持ち込んでくれていた毛布をさやかにそっと掛け、オフィスを後にした。

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