紫式部日記 舞夢訳
紫式部日記を舞夢なりに訳します。
彼女の感性、生きていた時代、生活を感じてみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。
彼女の感性、生きていた時代、生活を感じてみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。
秋のけはひ入りたつままに
2021/09/25 11:00
御前にも、近うさぶらふ人びとはかなき物語するを
2021/09/26 11:00
まだ夜深きほどの月さし曇り、木の下をぐらきに、
2021/09/27 12:04
観音院の僧正、東の対より、二十人の伴僧を率ゐて、
2021/09/27 12:02
(改)
渡殿の戸口の局に見出だせば
2021/09/28 11:00
しめやかなる夕暮に、
2021/09/29 11:00
播磨守、碁の負けわざしける日、
2021/09/30 11:00
八月二十余日のほどよりは、
2021/10/01 11:00
二十六日、御薫物合せ果てて、
2021/10/02 11:00
九日、菊の綿を兵部のおもとの持て来て、
2021/10/03 11:00
(改)
その夜さり、御前に参りたれば、月をかしきほどにて、
2021/10/04 11:00
十日の、まだほのぼのとするに、御しつらひ変はる。
2021/10/05 11:00
御帳の東面は、内裏の女房参り集ひてさぶらふ。
2021/10/12 08:11
十一日の暁に、北の御障子、二間はなちて、
2021/10/07 11:00
人げ多く混みては、いとど御心地も苦しうおはしますらむとて、
2021/10/08 11:00
いま一間にゐたる人びと、
2021/10/09 11:00
また、この後ろの際に立てたる几帳の外に、
2021/10/10 11:00
御頂きの御髮下ろしたてまつり、御忌む事受けさせたてまつりたまふほど、
2021/10/11 11:00
東面なる人びとは、殿上人にまじりたるやうにて、
2021/10/12 11:00
今とせさせたまふほど、御もののけのねたみののしる声などの
2021/10/13 12:00
午の時に、空晴れて朝日さし出でたる心地す
2021/10/14 09:00
殿も上も、あなたに渡らせたまひて、
2021/10/15 12:00
例の、渡殿より見やれば、
2021/10/16 10:00
内裏より御佩刀もて参れる
2021/10/17 13:00
御湯殿は酉の時とか
2021/10/18 13:00
宮は、殿抱きたてまつりたまひて、
2021/10/19 13:00
殿の君達二ところ、源少将雅通など、散米を投げののしり、
2021/10/20 13:00
よろづの物のくもりなく白き御前に、
2021/10/21 13:00
扇など、みめにはおどろおどろしく輝やかさで、
2021/10/22 13:00
裳、唐衣の縫物をばさることにて、
2021/10/23 13:00
三日にならせたまふ夜は、
2021/10/24 13:00
五日の夜は、殿の御産養。
2021/10/25 13:00
御膳まゐるとて、
2021/10/26 13:00
髪上げたる女房は、
2021/10/27 13:00
御帳の東面二間ばかりに、
2021/10/28 13:00
御膳まゐりはてて、
2021/10/29 13:00
その夜の御前のありさま、いと人に見せまほしければ、
2021/10/30 13:00
上達部、座を立ちて、
2021/10/31 13:00
「四条大納言にさし出でむほど、
2021/11/01 13:00
またの夜、月いとおもしろしく
2021/11/02 13:00
北の陣に車あまたありといふは、
2021/11/03 13:00
七日の夜は、おほやけの御産養
2021/11/04 13:00
御帳の内をのぞきまゐらせたれば、
2021/11/05 13:00
おほかたのことどもは、
2021/11/06 13:00
九日の夜は、春宮権大夫仕うまつりたまふ
2021/11/07 13:00
十月十余日までも御帳出でさせたまはず。
2021/11/08 13:00
中務の宮わたりの御ことを御心に入れて、
2021/11/09 13:00
行幸近くなりぬとて、
2021/11/10 13:00
いかで今はなほもの忘れしなむ、
2021/11/11 13:00
小少将の君の文おこせたまへる返り事書くに、
2021/11/12 13:00
その日、新しく造られたる舟どもさし寄せて御覧ず。
2021/11/13 13:00
暁に少将の君参りたまへり。
2021/11/14 13:00
御輿迎へたてまつる船楽いとおもしろし。
2021/11/15 13:00
御帳の西面に御座をしつらひて、
2021/11/16 13:00
弁の内侍は璽の御筥
2021/11/16 13:00
御簾の中を見わたせば、
2021/11/17 13:00
綾ゆるされぬは、
2022/03/21 14:29
うちとけたる折こそ、
2022/03/22 09:00
かねてより、主上の女房、宮にかけてさぶらふ五人は
2022/03/27 08:51
殿、若宮抱きたてまつりたまひて、
2022/03/25 09:52
暮れゆくままに、楽どもいとおもしろし。
2022/03/26 10:00
いとよく払らはれたる遣水の心地ゆきたる気色して
2022/03/27 10:00
御前の御遊び始まりて、いとおもしろきに、
2022/03/28 10:00
殿は、あなたに出でさせたまふ。
2022/03/29 10:00
またの朝に、内裏の御使ひ、朝霧も晴れぬに参れり。
2022/03/30 10:00
日ごろの御しつらひ、例ならずやつれたりしを
2022/03/31 10:00
暮れて月いとおもしろきに、宮の亮、女房にあひて、
2022/04/01 09:57
「わが御いらへはせず、大夫を心ことにもてなしきこゆ。
2022/04/03 10:30
御五十日は霜月の朔日の日。
2022/04/03 10:30
御まかなひ宰相の君讃岐、取り次ぐ女房も、
2022/04/04 10:00
今宵、少輔の乳母、色聴さる。
2022/04/05 10:00
上達部の座は、例の東の対の西面なり。
2022/04/06 10:00
宮の大夫、御簾のもとに参りて、
2022/04/07 10:00
その次の間の東の柱もとに、右大将寄りて、
2022/04/07 10:00
左衛門督、 「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ。」
2022/04/09 15:46
恐ろしかるべき夜の御酔ひなめりと見て
2022/04/10 10:00
「和歌一つ仕うまつれ。さらば許さむ。」
2022/04/11 10:00
「宮の御前、聞こしめすや。仕うまつれり。」
2022/04/12 10:00
入らせたまふべきことも近うなりぬれど、
2022/04/12 10:00
「なぞの子持ちか、冷たきにかかるわざはせさせたまふ。」
2022/04/13 10:00
局に物語の本ども取りにやりて隠しおきたるを、
2022/04/13 10:00
御前の池に、水鳥どもの日々に多くなり行くを見つつ
2022/04/14 10:00
試みに物語を取りて見れど、
2022/04/15 10:00
心にくからむと思ひたる人は、
2022/04/18 14:43
住み定まらずなりにたりとも思ひやりつつ、
2022/04/18 14:43
大納言の君の、夜々は御前にいと近う臥したまひつつ、
2022/04/19 10:00
「雪を御覧じて、折しもまかでたることをなむ、
2022/04/23 10:29
入らせたまふは十七日なり。
2022/04/23 10:29
御輿には宮の宣旨乗る。
2022/04/23 10:30
月の隈なきに、いみじのわざやと思ひつつ足をそらなり。
2022/04/23 10:31
細殿の三の口に入りて臥したれば、
2022/04/24 10:00
おのがじし家路と急ぐも、何ばかりの里人ぞはと思ひ送らる。
2022/04/25 10:00
昨夜の御贈物、今朝ぞこまかに御覧ずる。
2022/04/27 10:00
五節は二十日に参る。
2022/06/27 11:09
(改)
にはかにいとなむ常の年よりもいどみましたる聞こえあれば、
2022/06/27 11:11
業遠の朝臣のかしづき、
2022/06/27 11:12
中清のは、
2022/06/27 11:12
寅の日の朝、殿上人参る。
2022/06/27 11:13
もの憂ければしばしやすらひて、
2022/06/27 11:14
舞姫どもの、いかに苦しからむと見ゆるに、
2022/06/27 11:14