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61 どうかな?


「それで教えてくれる?アクトくんはどんな感じなんだろう…?三つ目は関係ないと思っていいんだよね?」

「私が知っている限りでは、関係ないと思う」

 これまた話すのは難しいなぁと思う。

「私がアクトから聞いた話には、お兄ちゃんもアクトのお義母さんも、出てこなかったよ」

 私が話を聞く様子から察していたのかもしれない。お父さんは驚いていなかった。

「わかった。それだけ分かれば十分だよ」

「あっちょっと待って!」

 アクト本人から聞いてくれようとしている気持ちは最高に嬉しいけど、気が早すぎるよ!お父さん。話しておきたいことがあるんだ。

「アクトは自分のお母さんが、父親のことを知っていたことも、自分のことを責めていることも知らないけど、知っておいた方がいいと思う。私は」

 こう、色々な意味を込めたつもりだ。お父さんと見つめ合う。ゆっくりと頷いてくれた。

「しっかり話を聞いたあと、検討してみるよ。もう、お義母さんとしっかり話せたかもしれないけどね…?」

 ふんわりと笑った。うん。お父さんはふんわりと笑う人だ。安心する笑顔を見せてくれる人だ。と、思っているそばから笑顔が消えた。


「ソンサに言っておきたいことがあるんだ」

「なにかな?」

「少し、ショックな話かもしれない」

「大丈夫。なんでも受け止めるよ」

 見つめ合う。大丈夫。何となく察しはついているから。

「わかった」

 一呼吸おいて、続く。

「僕と、アクトくんのお母さんは再婚した。ではソンサと魔力が繋がっているお母さんはどこにいるのか……」

 思っていた通りの話だった。とても言いにくそうだった。私はロクから聞いているので知っている。言ってみようと思った。

「天国で、元気にやってるんでしょ?」

 目が泳ぐ。でも私の目とあっていなことに気づいて私の目で、泳いでいた目が止まる。

「どうして」

 どうしてと来た。これ難しい。でもロクが言っていた。あんま嘘つかない方がいいかも。ならば正直に。

「寝ている時に、神様のロクが教えてくれた」

「なるほど。そうか」

 腑に落ちた。という顔をされて、こちらが唖然としてしまった。

 絶対に唖然とされるほうだと思っていたら、するほうになっていた。

「え?」

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