表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/77

28 普通に怖い


 なぜ幽霊とわかったのか。答えは単純。この人には、足がないから。

 足があるはずの場所には何も無くて奥の壁が見えるから。視点が低いからすぐ分かった。怖い。

 ちなみに顔は普通の顔。右目が前髪で隠れているけど、左目は黄色い目だった。

 うん。顔は別に怖くはないし、美男美女でもない。多分攻略対象ではないらしい。すこしほっとする。

「「…………」」

 …それはそれとして、先程から困っているのは、幽霊が何も話しかけてこないこと。それなのに、進行方向に立ち塞がられて居るので帰れないこと。

 ただ、こちらから話しかけるのも、正直怖くて、膠着状態が続いている。

「「………………」」

 正直泣きそう。こんな幽霊らしき幽霊始めてみたし…。ちゃんと怖い。自分よりはるかにでかいし……。

 何か言った方がいいのかな?てかなんなんだこれはどういうことなんだ。なんで家に幽霊がいるの。家族のみんなは知ってるのこれ?教えておいてよ…。こわ

「ねぇ」

「はいっ!!」

 やばい話しかけられた。先手を打たれた。あぁ、先になにか言えばよかった。なに、何を言われるの。こわいよぉ。

「先には行かない方がいいよ」

「え」

 な、なにどういうことですか?もしかしてこの幽霊。

「そこから先は、侵入してきたやつ用の場所だから、危ないよ」

 いい幽霊さんだ!!よかったぁ、力が抜けて座り込む。腰が抜けたみたいだ。立とうとしても、できなかった。

「どうしたの!?大丈夫………!?」 

 な、なんて言ったらいいんだ…。正直が一番だ。でもオブラートに包んで…。

「びっ、くりしちゃって…。力が抜けて…。」

 幽霊さんははて?という顔をして、しばらく経つと思い出した!という顔をした。

「記憶喪失なんだっけ!ごめん。突然幽霊見たら驚くよね!」 

「いえいえ、全然!大丈夫です!」

 そっかぁほんとに覚えてないんだねぇ。なんて言いながら、幽霊さんは戻りたかった方向の反対、私が見ていた後ろ側に回った。

「みてごらん?」

 私は言われた通り後ろを振り返る。そこには、いかにもやばくて、今にもこちらを襲ってきそうなものすごくでかい機械があった。

 

 

  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ