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21 すんっ



 ロクが消えた後、アクトはスンっとして、普通の状態に戻った。

「神様ってもっと厳格でかっこいいイメージだった」

「わかるよ。アクト…。私もわかる」

 この世界の神様があそこまでこう。なんというか。ゆるーい感じだとはね〜。

 …あっ、そうだ。これは伝えないと。

「アクトぉ〜一緒にみんなを救うって決めてくれてありがとう〜!やっぱり一人じゃ不安だったんだよ〜。改めてこれからもよろしくね?」

「ん。それはいいけど、それより前に」

 クルッとこっちを見たアクトの顔は何故か心底楽しそうな顔だった。

「姉さんは僕のことを頑張って好きにさせないと」

 僕まだ死になくないなぁ〜。なんて言っている割には楽しそうですケド?

「僕たち別に魔力も繋がっていないし、再婚した子供同士がくっつくのはあるあるらしいけど、僕、まだ恋とかしたことないし」

 あら〜。私がいた世界とは違う常識かもぉ。助かると言えば助かるけどぉ…。

 あれ?なんかえ?すごいグイグイくるね?

「まっ!なにはともあれ、こちらこそこれからよろしくねっ。せいぜい頑張って、僕の初恋奪って見せてよねぇ?ねぇ〜さんっ」

 アクトの声がすっ〜と可愛くなって言って、それはまぁいい笑顔だった。

 だったんですけれど、この美少年でなかなか素敵な性格をしている弟の……アクトの初恋を奪うってどうしたらええねーーーん。と叫びたくなりましたとさ。




 


--------------

 僕が、人類を救うメンバーとか…。

 まぁ……悪くないよね。

 だって僕が、必要とされてるってことだもんね。顔がいいから。

 性格が優しいだとかじゃなくて顔がいいから。

 少なくとも、ねえさんと神様は僕のことを必要としてるって思っていいんだよね?

 いいはずだよね…。


 恋だとか愛だとかあんまり分からないけど、ねえさんならどうにかしてくれる気がする。

 あ、でも自信なさげな顔だったし、グイグイいこっかな…。さっきとかなんか楽しかったし…。

 ん?でもグイグイってどうしたらいいんだろ?

 とりあえず、明日。小説で読んだまんまやってみよっかな。


 僕まだしにたくないし。

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