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付加魔法は自分のために  作者: 仙堂レイ
第二章:十人十色
67/89

動く的-9

毎回、もっと早く上げられるだろと自分で思ってしまいます。

 結局のところ、何だかんだで聞いていなかったことだ。初期のスキル装備枠は5つ。まだ俺が知らないスキルを取得しているはずだからな。


「ボクのスキルは、【魔銃】、【錬金術】、【料理】、【精密射撃】、【ピンポイント】で、スペシャルスキルの方に、【土属性適性】、【精霊】、あと【パートナー】なんかがあるね」


 やっぱり、戦闘と生産のスキルが半々ってとこか。生産の方を見ると、どちらかと言えばある物を組み合わせて別のアイテムにするような感じかな?【錬金術】なら、何か生み出せるのかもしれないが。

 戦闘に関しては、綺麗に【魔銃】関係で纏まっており、完全に銃手(ガンナー)になってるな。おそらく、さっきの威力は、【精密射撃】と【ピンポイント】による弱点部位の倍率強化とかそんな感じだろうな。まぁ、あの感じだと元から威力はありそうだが。

 属性が土というのも、【錬金術】といい感じに合っているだろう。金などの鉱物も土だからな。

 種族は精霊か。……成れてもいいのかそれ?何か、エルフなんかより遥かに魔法得意そうなんだが。


 まぁ総じて言えば、ノアは戦闘も出来る生産職ってとこかな?魔銃を基本としているから戦闘時の手札は多くなさそうだが、逆に一点突破型のスタイルに尖ってて弱くはないだろう。


「何か、俺の完全上位互換じゃね?」


 エルフって精霊の力を借りて魔法使ってるイメージがあるし、弓対魔銃にしても諸々の面で不利だ。生産は出来ないし、代わりに使えるのは主に戦闘補助の不遇スキルばかりという。

 ホント、他の人と比べる度に欠点が出てくる気がするな。


「物は使いようだって」

「埋められない性能差が出ないことを祈るよ……」


 何にでも、限界というやつはある。ゲームである以上、効率厨は必ずいるだろうし、そのうちスキルのテンプレとか作られるんだろうな。いや、それが悪いとは言わないんだけどな。

 楽しみ方が人によって違うのがゲームだろうし、同じようにやってく人を否定したりはしないさ。俺自体、結構攻略とかは参照にするしな。……何故か、参照程度に留まって、まったく違うようになることもあるけど。


「で、どうやって戦うのが一番いいと思う?」

「うーん、俺もノアもどちらかと言えば遠距離主体だからなぁ」


 今の俺の魔法だとやっぱり遠距離主体になるし、罠や召喚獣に関しても、近距離向きではないだろう。最悪、矢を直接持って特攻とか出来なくもないが、無理にやる利点は少ない。ノアも、銃ならやっぱり遠距離で一方的にっていう方が合ってるしな。

 こういう時、ハヤトがいればいいアタッカーになるんだが……。

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