表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
付加魔法は自分のために  作者: 仙堂レイ
第二章:十人十色
63/89

動く的-5

ホント、気まぐれ更新です。

「さて、無事に装備品も手に入ったことだし、ちゃっちゃと行きますか」


 これ以上長引くと、いろいろめんどくさくなる。というか、早く試したくてうずうずしてんだよ。


「そうだね。それじゃあ、またね〜」

「んじゃ、またな」

「お前らも気を付けてな〜」


 ツバキの元を後にして、門を目指して歩き出す。ちなみに、この街には門が2つあり、それぞれ街の東西に設置されている。

 俺たちが向かう森は街の西に位置しており、東には異なるフィールドが広がっているらしい。

 ちなみに、その手前はどっちも草原で、ルインは草原のど真ん中に造られているらしい。まぁ、左右差があると、人が偏ってしまうからな。


「なぁ、草原は無視でいいのか?」

「別に戦う必要もないし、そもそもウルフ以外はノンアクティブだからね」


 ノンアクティブ、つまりはこちらから何かアクションを起こさない限りは何もしてこない、大人しいモンスターってことだ。

 まぁ、確かにそんなの相手にしてても無駄だよな。今はこいつらの素材とか特に必要もないし。


「それで、素材って言ってもいろいろあるが、何を集めるんだ?」

「今日は主にこれの採取かな?」


 ノアが手に持っているのは、一見何の変哲もないただの石と木の枝である。これが何だと言うのだろうか?


「そんなもの集めて、一体何をするつもりだ?」

「ミナト、弓使いに大切な物は?」

「何だいきなり……ええと、動じない心とか?」

「誰がそんな精神論の話をしてるのかな?そうじゃなくて、もっと単純な物のことだよ」


 うーん、心構えも重要だと思うんだけどなぁ。矢を構えてる時に何が起きてもいいようにしとかないと、誤射してしまうかもしれないしな。


「物って言うと……普通に弓と矢とかか?」

「そうだね、特に矢は消耗品って聞くし、その点不遇武器だからね」

「まぁ、仕方ないことではあるんだけどな」

「そこで、これだよ」


 ノアは再度突き出してくるが、その手にあるのはやはりただの石と木の枝である。


「まさか、削って作るのか!?」

「いや、そんなことしないから」


 実際、時間をかければいけそうだけど、明らかにコスパは悪いな。それに、作れたとしても、ガタガタでまっすぐ飛ばすことも不可能だろう。


「ここは、ゲームの世界なんだよ?もっと簡単で正確な方法を使おうよ」

「簡単な方法って言うと……」

「もちろん、これだよ。《合成》」


 ノアの持っていた石と木の枝が光り合わさって一本の矢になった。


 石の矢……先端部に石を付けた矢。


 うん、そのまんまの説明だな。

 ともかく、今のはノアのアーツによるものだろう。スキルは、おそらく【錬金術】だ。


「へぇ、ノアは錬金術師(アルケミスト)を選んだのか」

「戦場でのアイテムは必需品だからね。備えあれば憂いなしだけど、備えがなくても憂いを無くすことは出来るんだよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ