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付加魔法は自分のために  作者: 仙堂レイ
第二章:十人十色
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動く的-2

寝落ちして投稿してなかった!?

本当にすみませんでした。

「ほら、さっさと降りるよ〜」

「りょーかい。……ってか、また変なもの出されなきゃいいけど」


 うーん、ぶっちゃけた話十分にありえる気がする。何故か分からないが、またあの店員さんの笑顔が浮かんできた。


「そういや、今度は何を頼むんだ?」

「大丈夫大丈夫、危なそうなものは頼まないから」


 危なそうなものは普通置いてないと思うんだけどなぁ……。いやまぁ、何か嫌な予感はするけども。


「すみません、これ2つお願いします」

「かしこまりました、少々お待ち下さいね♪」


 注文を受けたのは、例の店員さんだった。下に降りてきた時から他の店員を探してはいたのだが、どうやら他にはいないっぽい。宿でそんなに少ないことはないと思うんだけどな。


「お、今回は同じものなのか?」

「これなら、変なものにはならないはず」


 どうなんだろ?最悪どっちも食べられなくなる危険性もあると思うのだが。いや、何が何でも食べ切ってはやるけどさ。


「はてさて、一体どんなものが出てくるのやら」

「お待たせしました。こちら、付け合わせのパンになります」


 持ってきたのは、茶色の丸いパン。おそらく、ライ麦パンだろう。少なくとも、これはマトモそうだ。

 だが、付け合わせというからには、本命が別にあるのだろう。まぁ、そもそもお昼ご飯の重要性を語る奴がパンだけってのはさすがにないだろうしな。


「うん、このパンおいしいよ」

「そうか、そりゃ良かったな」


 とりあえず、パンの安全性は証明されたようだ。だが、付け合わせなのに先に食べるのってどうなんだ?


「お待たせしました。こちら、ラビットスープになります」


 しばらくして、ノアの前に置かれたのはコンソメ風のスープ。名前からして、やはりあの肉を使っているのだろう。たくさんの野菜の中に、肉塊が見える。


「あれ?俺のは?」

「すぐに持ってきますので、しばらくお待ち下さい」


 そういうと、また何処かへ去っていく店員さん。俺のも同じはずなのにどういうことだ?それにスープなら普通一度に大量に作るからすぐだと思うのだが。


「なぁ、ノアや。本当に同じのを頼んだんだよな?」

「そのはずなんだけど……どうしたんだろうね?」


 あれから5分くらいが過ぎた。冷めるからとノアに先に食べるように促したが、もうだいぶ減っている。一体、何をしているのだろうか。いや、まったくもって嫌な予感しかしないが。


「すみません、お待たせしました。こちら、『特製』ラビットスープになります♪」


 店員さんが持ってきたのは、確かにラビットスープだった。いやうん、そうまさにラビットスープとしか表現出来ないようなスープだったのだ。

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