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付加魔法は自分のために  作者: 仙堂レイ
第一章:日常の終わり
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新たな自分-16

『seconddiaryの世界へようこそ♪ここでは、もう一人の自分を作成するよ』


 暗闇に映し出されているのは、もう一人の自分。

 どうやら、いろいろとキャラメイクが出来るらしい。

 しかし、どうにも操れる設定に偏りがあるな。


 名前は、ミナトだな。ゲームやる時は大体この名前だ。

 身長体重とか、体格は弄れないみたいだな。まぁ、あまり自分と違い過ぎると扱いに困るだろうし、そこは問題ない。

 髪型……まぁ、黒髪ショートストレートが一番無難だよな。

 顔パーツも、基本あまり弄れないみたいだな。

 後は……おぉ!目の色変えれるのか!?……って、赤固定?むしろ、黒にすら戻せないみたいだ。

 いやまぁ、元から紅眼にするつもりだったから良いけどさ。

 肌色とかは、変えるつもりもないし良いか。周りから白いとか言われそうだが、普通だと思う。


 さて、外見的にはこんなもんかな?

 腹筋とか筋肉が微妙に付いてたのは、多少なりともないとやってけないからだろう。


『さて、それじゃあスキルの方を決めましょう♪』


 今度は、目の前に何かの表がズラっと出てくる。よく見ると、それぞれ何か言葉が書かれている。


 えーっと、【双剣】、【槍】、【消費MP減少】、【木工】、【釣り】、【料理】……何でもありだな。

 これだけで、数えるのも億劫な種類がある。時々字が灰色になってるのは、恐らく何かの上位とか派生スキルだろう。


『初期は、好きなのを5つ選んでね♪』

「5つか、多いような少ないような……」

『ちなみに、オススメ選択も出来るよ♪』


 オススメねぇ……。それによってプレイスタイルが変化させられるなら、やっぱり型にハメられるよりは自分で決めたいよな。


 となると、問題はそのプレイスタイルなんだが……そもそも、事前情報が少なくて、どんなゲームなのかがザックリとしか分からないんだよな。

 一応、王道パターンだとは思うんだが……。


 そうなると、やはり戦闘系で固めるのが良いのか?いや、補助というか普通に出来ることに対するスキルとかも存在してるし……。


 そもそも、前衛に後衛、遊撃とか支援、果てには生産とか戦闘系だけでも無数に選択肢がある。

 新たな世界で1から自分を作り上げるのって難しいな。


 こういう場合、やっぱりPT(パーティー)の構成を考えていこうという感じになるのが俺だ。穴はなるべく埋めたい人なんだよ。

 さて、そこで問題は、あいつらが何を選ぶかだ。

 隼は多分、バリバリの前衛、殺られる前に殺れ思考だろう。スキルは攻撃、速度を生かした戦闘系になるはずだ。

 一方、乃亜先輩は、何と言うか戦闘よりも研究……つまりは、生産職になりそうだ。戦闘に役立つスキルよりも、アイテム等の戦闘の補助物を作るスキルになるかな。

 となると、俺がするべき事は……。

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