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愛犬達と異世界放浪旅  作者: 咲藤 ユキ


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「そしたら、順番に仲間達を紹介するね。」


 また一段と賑やかになったからね、皆んなに紹介もしておきたい。

ちびちゃん5匹も目を覚ましたから、丁度いいかな。


「じゃあ、先ずはリラとソラ、ご挨拶しようね。」


『はーい。私がリラだよ。』


『僕がソラだよ!よろしくね!』


「……今のが意識共有かしら?」


「うん。私達は便宜上念話って言ってるんだ。」


「成程、不思議な感覚だな。」


「じゃあ次は、仲間になった順で、フローラおいで?」


『はーいっ!』


 リラを下ろしてフローラを呼ぶと、勢い良く腕に飛び込んできた。


「白虎……の、子ども?」


「神獣にも世帯が存在するのか。」


「普通に会話して大丈夫だよ。」


『フローラだよ!シアねぇといっしょに旅してるよ!あたらしいねぇねとにぃに、よろしくね!』


「まあ、可愛らしいご挨拶ね。私はアイビーよ。」


「ラゲムだ、よろしく。」


『アイビーと、ラゲム!』


 ぴょんっ、とアイビーの腕に飛び込み、喉をごろごろ鳴らして甘えるフローラ。可愛いぃ!


「白虎は普段一緒にいないのだけど、時々様子を見に来ているの。」


「成程、そうなのね。」


 2人が白虎へ挨拶に行っている間に、ちびちゃん5匹にに囲まれてご満悦なアスターの元へ向かった。

……埋もれているけど、アスターがおもちゃにされてる、とかではないよね?


「アスターは2人の方が知ってるだろうからいっか。ルルーには顔見せておきましょう。」


「そうね。」


 ルルーの元へ行くと、ちゃんと2人を覚えていたらしく、ルルーも嬉しそうにしていた。


『2人共、とても優しくて可愛がってくれたんです。また一緒に旅が出来るのは嬉しいですよ。』


「そうなの?それは良かった!」


 なでなでするとご機嫌な声を上げるルルー。本当癒しの存在だ。


「……ルルーと会話が出来るの?」


「うん。優しくて可愛がってくれたんだって、また一緒に旅が出来るの嬉しいって!」


「そうなの。それは嬉しいわ。」


 良かった、ルルーとは良好だ。何でアスターはちょっと冷たいというか、あんな感じなんだろう?


『ねぇねはそっち方向鈍感すぎだね。』


「リラ、どういう事?」


 空中をふわふわ飛びながら、私の肩にリラが乗る。そのまま抱っこして尋ねてみても、『そのうち分かるよ。』とはぐらかされてしまった。

 そっち方向って何のこと?さっぱり分からん。……まあ、いっか。

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