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最高で最後の恋  作者: 佑里
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86/87

25歳

 彼の心は元カノのそばから、あっさり離れた。新しい職員は25歳、彼氏がいるようでもなく彼に興味も脈もあるようで積極的だった。毎晩LINEのラリーはなにも悩むこともなく続けられていた。この子に癒されてるんですよと言った。むなしさに包まれた。

 わたし、じゃまですかねーとLINEに卑下してみた。邪魔じゃないすよと返してきたが、並んで文面を見られることが無理だと思った。だんだん私とのLINEのラリーは減った。

 元カノから鍋の誘いの返信が来た。相変わらずの愛想ない言葉に笑った。実はその女の子のこと私は嫌いだったと告げた。彼もなんとも思わないと言った。


 いつか最高の彼氏だったなと後悔するよ


 後悔でも何でもしてくれよって感じすね


 それよりも、と彼は続けた。25歳の彼女とデートを取り付けた。どうしよう、どうしたらいいと聞いてきた。

 限界を越えた。


 もう私に報告とか相談とかしなくても大丈夫だよ、あなたのすることに間違いはないからね


 え、この子のことでも相談乗って下さいよ


 大人になろっ(笑)


 私の決断だった。やっと離れる努力をした。

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