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最高で最後の恋  作者: 佑里
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再会の日

 私が職場を退職しても欠員の補充はなく、介護の現場は多忙を極めていた。彼は仕事でも悩み、私は愚痴を聞いた。やめたいっすねが口癖だった。

 シフトもきちきちだった。簡単に移動などできない。彼は彼女の十一月のシフトを尋ねた。いつ教えてくれるかなあと期待させて彼は言った。

「もし、仙台行く日しか彼女がだめだったら仙台やめよっかなあ。どうせ、仙台に行ったからっていきなり何か変わるはずないでしょ」

 はじめて、はじめて彼にがっかりした。あんなに仙台に行く意味を語っていたのに。女の子の都合で変えてしまうんだ。がっかりした。

 彼女とのシフトを合わせて、彼がようやく彼女と再会できる日が決まってしまった。彼は夜勤明けになるという。

「今までだって、夜勤明けに会いに行って、遊んでたんすよね。大丈夫すよ」

 聞かなくてもいいことを聞いてしまった気がした。仙台に行く日とは、かぶらなかった。

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