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最高で最後の恋  作者: 佑里
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67/87

漫画

 やっと彼は彼女に連絡すると決めた。私は終わりを覚悟した。今、彼女に連絡すれば、彼女は戻るだろう。わかりきった結果だ。胸が潰れそうだった。

 彼からはどんな文面にするか、何度もLINEに送ってきた。久しぶり、元気?では愛想ない。朝晩冷えてきたけど風邪引いてないか、とか何気ない話しを勧めた。彼はそれ、いいすねと返してきた。


 あいつに漫画貸してるんですよ、読んだ?っていれるの、どうですかね


 漫画?初めはよくわからなかった。貸してるということは返してもらうということだ。

 彼が心底、彼女に会いたがっていることを知って


 漫画…は、小さいよ


 と返してしまった。漫画を口実に会うことを止めたかった。小さいのは、私の方だ。

 しばらく彼から返信はなかった。

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