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最高で最後の恋  作者: 佑里
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mixi

 彼女の気持ちの揺れは彼も揺らした。動揺は隠せない。そのままを私にぶつける。

 LINEの吹き出しは怒っていたり、悔やんでいたり、諦めていたり。そのつど彼の気持ちが癒されるよう返信した。


 神様、ついてるよ。きっと

 果報は寝て待てっていうじゃない

 たぶん今もあなたを思って泣いてるよ


 そして、彼女に連絡するよう何度も勧めた。彼はガンとして動かなかった。それが私を余計に苦しめた。

 この恋は最初から馬鹿げている。そんなことはわかっている。恋に落ちるのは簡単だった。振り切ること、諦めること、忘れることはたやすくない。心の真ん中に彼がいて、頭の中には彼しかいなかった。

 不毛な愚かな恋心は誰にも言えなかった。友達にも兄弟にもあり得ない恋心は話せなかった。どこにも吐き出せない惨めな恋をmixiに綴った。

 毎回書くことは同じだった。

 諦めろ、諦めるんだ、忘れろ、忘れなきゃいけない、離れろ、その努力をしろ

 最後にいつも同じ文句でしめた。


 ばいばい、じゃあね


 でも、次の日には彼からのLINEを待った。来なければこちらからいれた。なんの抵抗もなかった。忘れる努力も離れる努力もしていない。

 こんなことでは前進しない。いつまでも闇の中、泥沼から逃れられない。

 二人で出かけると、これが最後だと思う。家に帰ると次はいつ会えるのだろうと思う。

 自分で自分の首をしめていた。家族がすぐそばに、いるのに。



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