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言葉がない
LINEが入ると、私の携帯はミドリ色のライトがつく。憂鬱な気分で携帯をとった。
結果を報告します
と、あった。彼からの長い長い文面だった。
彼女とは夕飯を一緒にとり、指輪もしてるし会話もいつも通りで、そのまま夜景スポットへ連れて行くと、とても喜んでくれて楽しんでくれているようだったと。でも時々まだ迷っているような様子もあった。帰り際に、この前の話しだけれどと彼女は切り出した。
決死の覚悟で出てきたのに、こうやって会ってしまうと、また混乱してしまう。でも交際を続けるのはむつかしいと彼女は言ったという。もう少し悩んでほしいと、ただどんな結論が出たとしても必ず会って話して欲しいと言って昨日は別れたようだった。
あ、でも僕は大丈夫ですからね
と結んであった。言葉がなかった。
悲壮感と妙な期待となんともいえない複雑な気持ちに包まれた。自分の中の汚い感情と彼の打ちひしがれた心を思うと、悲しかった。
ごめん、かける言葉ない
とだけ、送信した。




