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最高で最後の恋  作者: 佑里
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いつでもいいよ

 彼に話をしたいと彼女から連絡があった。

 彼は動揺を隠さなかった。自分のシフトを合わせて、しばらく会いにいけないことを悩んだ。今日行けば?と私は言った。携帯を持つ手は震えたままだった。

「今日ですかー?えー、でも今日行ったほうがいいかなあ?どう思います?」

 彼の機動力なら今夜車を出して行けるだろう。直接顔をみて会ったほうがいいでしょと勧めたが、彼は今日はやめておきますと言った。私はこれで終わりだなと思った。彼女は戻ってくるにきまっている。こんないい彼氏は他にいないのだから。

 シフトを見比べながら、彼は彼女に会える日の段取りをした。彼女からの連絡は

 いつでもいいよ

 彼はこの返事にまた動揺した。


 どんな返事するんだろ

 なんて言い出したらいい?

 どうしたらいいのかな?


 この返事なら大丈夫でしょ、最悪ならいつでもいいとかいわないでしょと言うと

「そうすよね、そうすね」

 彼は笑った。久しぶりの会心の笑顔だった。

 彼が彼女に会いに行く日は、職場で焼肉会の日だった。

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