表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最高で最後の恋  作者: 佑里
PR
22/87

運転

 目的地はかなり遠かった。それもヘアピンカーブと急な登り坂の連続だった。無理をさせているようで何度もごめんねと言ったが、彼は気にも留めず運転好きですからねと笑い返した。

 目的地の風景は谷あいの田舎だった。森林浴というほどの森もなく、季節外れのせいか人混みもなく閑散としていた。せせらぎを見つけて、車から降りて川面を二人で見つめていた。水車小屋を見学して彼は言った。

「ガソリン入れて、ボチボチ戻りましょうか」

 さみしかった。もう少しここにいたい。でもわがままは言えない。

「うん」

 平気なふりをして、車に戻った。ガソリンスタンドには二人の女性が応対してくれた。この人達から私達はどんな風に見えるんだろう、親子?それとも?

 帰りの車の中で、彼女がこの春から一人暮らしをしていることを聞かされた。忙しい中、会いに行くんだねと言うと彼は、まあねとはにかんだ。悔しかったけれど、顔色は変えなかった。

 彼と尽きない話しをしながら、迎えにきてくれたコンビニに着いた。夕食にはかなり早い時間だったけれど、このまま離れたくなくて誘った。快く、いいっすね、どこ行きます?と彼は又車を走り出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ