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真夜中のLINE
毎春にある子供の同級生の親たちとの交流会は苦痛だった。夫の話や舅姑の話には、うんざりしていた。子供自慢も耐えられなかった。知人が話す言葉が耳から抜ける。そして思う。私は違う、話すことはできないけれど恋をした。それもとびっきり素敵な男の子と。皆さんとは違うのよ、恋してるんだから。
でも、その恋は終わらなければならない。ここで、サヨナラしよう。五月いっぱいそばにいて、それで終わりにしよう。もう十分恋をしたから。彼の心の中は彼女でいっぱいだ。当然のことだ。念願だったデートもしてくれた。私にも家庭がある。何度も何度も振り切ろうとした想いにやっとけりをつけられる。
朝、携帯電話をチェックして体が震えた。
辞めないでください。
LINEの時間は真夜中の1時だった。彼は真夜中に私の事を考えていたのだ。もうそれだけで冷静でいられなくなった。




