表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最高で最後の恋  作者: 佑里
PR
15/87

突然デート

 振り切れない想いは、思わない方向に向かう。占いなど信じなかった私が、毎日のようにラッキーカラーなど気にするようになった。

 四月一日、その日はブラウンがラッキーカラーだった。コーディネートに茶色を取り混ぜて出掛けた。もしかしたら夜勤明けの彼に会えるかもしれない。まあ、そんなことはないだろうけれど。車から反対車線のバス停を見る。

 いた!

 私はあり得ない偶然に戸惑い、心臓がばくばくするのを抑えられなかった。決して運転がうまい方ではないが、最初の交差点をUターンして彼に電話した

「今、バス停にいる?」

「なんで、わかるんすか」

「目の前にいるからね」

 バス停のエリアに車を滑り込ませて、助手席の窓を下ろした。私を見つけると彼はなんのためらいもなく、ドアを開けて助手席に座った。家の前まで送るよと言うと、軽く会釈してありがとうございますと言った。

 アクセルを踏む足が震えた。隣にいるよ、この車にいるよと声に出したいくらい私はハイテンションだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ