十一話 決定したらグループまで決まっちゃった
ぐう。
ストックがもうない・・・。
毎日投稿できるか・・・。
とりあえず、頑張っていますが、そろそろ毎日投稿できないかもしれないです。
あれから担任の先生に紙の残りを聞くと職員室にあるはずと聞いて急いで向かったが、実咲の言う通り、本当に全部なくなっていた。
「マジかよ・・・」
なんで自分の会社に学びに行かなきゃいけないんだよ。
そんなのいつでも出来るよ・・・。
「行くしかないのか・・・」
教室に戻ると実咲がまだいた。
ちなみにまだホームルーム中だ。
「まだいたの?」
「いるわよ!」
精神的に疲れた所為か、実咲の扱いが若干雑になっているようだ。
「それで?他に何の用なの?」
「グループ組むわよ!」
「グループ?」
「ああ。高波はグループがない職業体験の場に行く予定だって分かっていたから教えていなかったな」
先生がそう言って実咲との会話に入ってくる。
確かに僕は事前にどこになるかは分からないけど、どんな感じの所に行くかは先生に伝えていた。
「体験人数が多い職業、もしくは職場の規模が大きい所にはグループでの行動になるんだ。普通はクラスで組んだりするんだが、」
「夏月は私と組むわよ!」
「ということみたいだな」
「先生!待って!決定みたいに言わないで!」
先生はもう諦めているようだ。
僕もダメ元だけどさ!
「まあ、頑張れよ。高波」
「そ、そんな」
「グループは四人だからな。揃わなかったら別々の所に入れるからな」
もう自分の会社に行くことは諦めるしかない。
それよりこれだ。
メンバーが揃わなかったら実咲と別々になれる。
別に実咲が嫌なわけじゃないけど、絶対会社で所構わず色々聞いてくるに決まっている。
それが面倒なのだ。
幹部クラスしか僕の正体は知らないのだ。
そんな場所で僕に色々聞いてくる実咲。
・・・・・・うん。
トラブルの予感しかしない。
「あ。高波が行くなら俺もグループに入れてくれよ」
僕の思惑は何も考えていない山田の一声で潰れる一歩手前だ。
「や、やまだ?」
「俺も行くんだよ。HWM社」
「まじ?」
「まじ」
「あ、高波君。それじゃあ私も入れてくれない?私のグループ、五人いてさ。誰かが抜けなきゃいけなかったの」
秋山さんがそう言って立候補してくる。
ああ。
終わった。
「これで決まりね」
実咲が勝ち誇った顔で僕を見てくる。
「・・・」
僕は項垂れるだけだ。
「なんだ?もう決まったのか?それじゃあ、明日までにグループのリーダーと副リーダー決めておけよ」
先生はそれだけ言うと元のホームルームの進行に戻っていった。
「あ。それと高原」
「はい?」
「いい加減自分の教室に戻れ」
「あ!はい!」
自分の教室ではないことをすっかり忘れていたらしい。
大急ぎで実咲は自分の教室に戻っていった。
「あ、嵐のようだった」
僕はぐったりだ。
職業体験、何も面倒なことが起こりませんように。
僕はそう願わずにはいられなかった。
読んでくれて感謝です。
次の話もよろしくお願いします。
次から二章です。




