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六話 聞いてたっ⁉

ごめんなさい。

ちょっと少ないです。

それではどうぞ!



 数日後の放課後。


〈プルルルルル。プルルルル。〉


「もしもし?」


 家で杉山さんの件について調べていると携帯に着信が入った。


『もしもし。分かりましたよ!』


 急に名前も言わずに用件だけ言ってきた。


 せっかちだな、塚原。


「焦んなくてもいいよ。それで?」


 どうやら杉山さんの所属しているグループが分かったらしい。


『はい。どうやらずいぶん嫌な奴がそろっているグループの様です』


「脅して仲間にするやり方はよくする?」


『いえ、普通は仲間割れを防ぐためにそういうのはあまりしません。どこのグループも同じです。しかし、どうやら使い捨てるらしく、そいつらはよくやるそうです』


「じゃあ、そこのグループのボスって分かる?」


『少し待ってください。確認します』


 どうやら近くにボスがいるらしい。


 待つこと5分。


『分かりました』


「悪いけど名前とか簡単な情報教えてくれる?」


『はい。ボスの名前は―――』




・・・




 私、高原実咲は高波家に来ていた。


「最近、頻繁にここに来ている気がするわ」


 何気にここの雰囲気とかが好きになっている私。


「いきなりおしかけたら悪いわよね。電話でもしましょうか」


〈この電話はただいま会話中です。時間を空けてもう一度お掛け直しください〉


「どうしようかしら。もうここまで来てるし」


 このまま待つのも結構きついものがあるし。


「まぁいいか。もう入っちゃえ」


 元々こういうキャラだし。


「おじゃましまーす」


 カギは開いていたのでいるのだろう。


「えーと、夏月の部屋は確か・・・」


 なかなかここも入り組んでるわね。


 えーと。


「あ、あったあった。ここね。夏月~」


 入ろうとすると何か話し声が聞こえてきた。


『ありがとう。・・・。ああ。それじゃまた』


 どうやらたった今電話し終えたらしい。


『さて、それじゃあ僕を脅して来た奴らのことをもう少し調べておこうかな』


「えっ?」


 私は驚愕した。


 私の許婚騒動をあんなにあっさり解決した夏月が脅迫されているなんて。


 夏月がそれで困っているなら今度は私が助ける番だ。


 私はそう心に決め、家に電話をかけた。


『はい。高原家でございます』


「もしもし?実咲だけど。ちょっと頼みたいことがあるんだけど。高波夏月の最近の状況を調べてくれる?」


『はい。了解しました。お嬢様がお帰りになるまでに調べておきましょう』


「お願いね。それじゃ」


 家の者に頼んだら私が助けたことにはならない。


 私自身が一人で解決してみせる!


 これは家族がいつも私に言っている暴走状態だったんだけど、もちろん私には自覚はしていても止まりはしない。





読んでくれて感謝です。

次の話もよろしくお願いします。

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