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五話 罪悪感(∀`*ゞ)テヘッ



「さて、後は不良どものことと一応バックがいるかどうかを調べておくか」


 僕の両親はこういうことでも助けてはくれない。


 自分でなんとかしなさい!と言って楽しまれるだけだ。


 それはさておき、


「さて、まずはこの前僕をカツアゲしようとした奴がここら一帯を仕切っているところのメンバーだったっけな。そいつに情報を聞こうかな」


 僕は携帯電話でそいつにかける。


『もしもし?』


「もしもし?高波だけど」


『高波さんっスか。どうかしたんですか?』


「ちょっと頼みたいことがあってね」


『何でしょう?』


 ちなみにどうしてこんなにもフレンドリーなのかというと、


 僕をカツアゲしようとしたくせにうっかりカツアゲ中に道を聞こうとした本物のヤ○ザさんに


「なんだよ!俺がコイツをカツアゲしてんだ!邪魔してんじゃねえ!!」


 って言っちゃって見事に連れて行かれそうになったところをカツアゲされてたにも関わらずに僕が助けたあげたところにすっかり恩義を感じているらしい。


 というか、そのヤ○ザさん、仕事の取引で知り合ってた人だったし。


 「ここらで結構有名な不良の集まりってどのくらいいる?」


 『そうですね~。この町に俺の所属している団体も合わせて5、6グループぐらいいるかな』


「その中で最近動きのあるグループはどのくらいいる?」


『そうですね~。流石にリーダーに聞いて見ないとそこら辺は分かりません』


「そう。じゃあ、5日以内に聞いて僕に知らせてくれる?」


『分かりました』


「メールでいいから」


『はい。了解です』


 僕は通話を止めてベッドの寝転がる。


 多分、電話してくるだろうな~。


 話すの大好きだし、あいつ。


 もう、近所のおばちゃんかってぐらいにしゃべるもんな~。


 ちなみに、このカツアゲ君、名前は塚原丈と言う。


「ふう。しかし、塚原のいるグループって本当にここらを仕切っているだろうかな?」


 実際、ドラマや漫画でもそこらの不良からの噂でも下っ端に親切に色々してくれるリーダーなんて聞いたことがない。


 そのリーダー面白い人材だな。


 一度会ってみたい。


 そして勧誘したい。


 僕の奥の手の一つでもある集団への勧誘だ。


 これは今回出来れば使いたくないな。


 結構大事だし。


 一応働いてくれた時はしっかり給料は払ってはいるんだけどね。


「さて、そろそろ夕飯の準備でもしますか」


 そうして後はいつも通り同じ日常を過ごした。


 まあ、姉さんのラブコールが何故かかなりの数が入っていたことは僕は知らない。




                 ・・・




 そんなこんなで次の日。


〈プルルルルルルッ〉


 携帯電話が早朝に鳴った。


「もしもし?」


『ナツ~~~!!』


 ガチャ。


 さて、朝食の準備でもするか。


〈プルルルルルッ〉


「・・・・・・はい」


『どうして切ったの!?ナツぅ~』


「昨日の数十軒にもよる不在着信の嵐で僕は姉さんという存在に心底恐怖を刻み込まれたよ」


 実際、それだけならここまで怯えないが、ストーカーからの気持ちの悪いメッセージと間違えるくらい伝言がすごかったのだ。


「今後はあんなのは勘弁して」


『えぇ~~!?私からの愛のメッセージが伝わらなかった?』


「途中で耳が聞くという概念を僕から切り離した」


『そこまで!?』


「そんなに話がしたいなら今度にしてくれないかな?今は朝食の準備をしているんだ」


『そんな~。(>3<)』


「どうしてだろう。僕には今、姉さんがどんな顔をしているか分かる気がするよ」


 この人はゆっくりとただの人間から離れていっている気がするよ。


『そんなことより、何故か今度自宅に帰りなさいって先生が』


 どうやら理事長がしっかりと根回してくれたらしい。


 説明は僕に丸投げしたらしいけど・・・。


「姉さんの学校から連絡があったけど、どうやら姉さんのところの総帥がお休みをくれたらしいよ」


 まあ、僕なんだけど。


『そうだったんだ。けど、不思議な人だよね。総帥って』


「どうして?」


『だって、何故か私に色々してくれるし』


「そうかな?」


『そもそも誰も会ったことがないのよ』


 まあ、そりゃ僕だからね。


『いいのかな~?私だけこんなに休んで』


 まあ、いつも結構ひどいことをしているって自覚があるからね、僕には。


「まあ、せっかくもらったお休みなんだから楽しめば?」


『そうだよね。じゃあ、ナツと一緒に楽しく過ごすとしましょう』


「まあ、たまにはいいかな?」


『じゃあ、楽しみに待っててね~』


 まあ、今回は手伝ってもらうためだけに呼んだんだからそれ以外は一緒に過ごすのもいいかな?


 電話を切ってそのまま僕はまた朝食の準備に戻った。





読んでくれて感謝です。

次の話もよろしくお願いします。

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