キャラ・一部用語紹介(第二章)
白鷺澄羽
本作品の主人公。
元々はヒーロー番組が好きで、「誰かを笑顔にしたい」と素直に願っていた少女。
「美空を守りたい」という願いから「天使」と呼ばれる存在へと自身の意思で変身をした。
天使と呼ばれる形態では、顔の半分を覆い尽くす真紅の眼球が複数存在し、腕には刃状の手甲が生成され、背には翼のような突起を持つ姿へと変貌する。双剣の扱いは誰かに教わったわけではなく、自然と身体に染み付いている。
白鷺夜美
澄羽の姉。
見た者にどこか現実離れしたような印象を与える女性。
澄羽への接し方を見ると「妹思いの姉」だが、初対面の美空には冷たくあたるなどの二面性が見られる。
しかし過去の白鷺家は複雑な家庭環境にあり、姉妹の関係も決して一様に良好だったとは言えない。
それでも澄羽からは、夜美のことを大切な存在として想われている。
現在の夜美は、その「過去」と「今」のあいだに、どこか噛み合わない部分を抱えたまま生活しているように見える。
葛城紘一
澄羽の幼なじみであり、彼女の夢に時々姿を現す少年。
ヒーロー番組が大好きで、学校、登下校中、放課後の遊びなど、全てを澄羽とのヒーロー談義やヒーローごっこ用に費やすほど熱中している。
現在、彼がどこで何をしているかは不明である。
桜庭玲司
小学生の頃に海外へ渡った経験を持つ、澄羽と美空のクラスメイト。
その後、海外で知り合った友人が A.E.O.I. に加入したことを知り、自身も加入申請を行った。
加入後の力の底上げと能力の取得のために、捕獲されていた宇宙外生命体のサーベラスを取り込む。
しかし、彼はサーベラスを取り込む前から二つの能力を所持していたようで……?
・能力
虚界穿孔
空間そのものを破壊する一撃。回避不能で、位置・距離・防御といった概念が成立しない。
未来断絶
時間破壊および再生無効の一撃。対象の未来が存在しなくなり、回復や進化が不可能となる。
鏡界侵入
目の前の空間を切り裂き、任意の場所へショートカットをする能力。ワープというよりは、出発点の空間と到着点の空間を繋ぎ合わせて移動するイメージ。
虚界牙断
虚界穿孔の派生兼強化版の一撃。より洗練された空間・概念破壊の攻撃。その牙による一撃は、虚界穿孔をも噛み砕き、切り裂く。
花守美空
澄羽や玲司のクラスメイト。
誰とでも公平に接する人柄から、学校内では人気が高い。
天使の正体が澄羽であると知っている唯一の人物である。
花守燈莉
美空の妹。天使による街の破壊を受け、「大切な人を失いたくない」という想いからA.E.O.I.への加入を決めた。恐怖を知った上でも前に進む、芯が強い少女。
・能力
適応進化
対峙した相手の情報を精密に読み取り、弱点の発見や最適解を導き出す。相手が多いと処理が追いつかないが、使いこなすうちに複数の相手に合わせて同時使用も可能と考えられる。
構造崩壊
解析した相手の構造の応力点を強制的に暴走させ、自己崩壊に追い込む。外側ではなく、内側から崩壊させる能力となっている。
A.E.O.I.
正式名称は非公開の、対宇宙外生命体専門組織。
怪人事件や異能力者の管理・戦闘を担っている。
余程の緊急事態がない限り、世界各国との直接的なやり取りは行われず、基本的には発生した有事をその国ごとに処理する体制を取っている。
また、宇宙各地に基地や戦闘機を巡回させており、外宇宙から現れた宇宙外生命体を地球へ到達する前に迎撃することを目的としている。
司令官
本名、年齢等不明のA.E.O.I.司令官。
A.E.O.I.を統括する彼がどれほどの戦力を持ち、戦法を繰り広げるかは謎に包まれている。
ローゼ
A.E.O.I.の指揮官の一人兼能力部門のリーダー。
年齢に対して不相応な大人びた振る舞いをしており、見た者に穏やかで理性的だといった印象を与える少女。
玲司とは何かしらの関係があるようで……?
A.E.O.I.の一部職員からは悪魔と呼ばれている。
サーベラス
桜庭玲司がA.E.O.I.加入後に取り込んだ宇宙外生命体。闘争を愉悦だと感じており、闘争のためなら融合した存在の制御を破壊することも躊躇わない。融合した存在の力を更に引き出すことが可能で、実際に玲司が所持していた能力を応用し、虚界穿孔を牙状に圧縮して対象を消滅させながら嚙み砕く攻撃へと変えた。
カイメラ
花守燈莉がA.E.O.I.加入後に取り込んだ宇宙外生命体。A.E.O.I.が捕らえた宇宙外生命体の中では非常におとなしい個体であり、危険視されていない。対峙した存在のあらゆる情報を読み取る力に長けており、融合した存在が戦闘において常に最適解を辿れるように行動している。
哭き裂く天使、第二章をお読みいただきありがとうございました。
本作は宇宙からの脅威との戦いを軸に構想しており、現在ジャンルを「SF・宇宙」としております。
しかし、現時点では宇宙そのものの描写がまだ登場していないため、作品内容との整合性を改めて考え、「SF・空想科学」へジャンルを変更しようと考えております。
物語が進めば宇宙での展開も予定しておりますので、引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。
ジャンルは変わりますが、物語の方向性自体は変わりませんのでご安心ください。
今後もより良い物語をお届けできるよう努めてまいります。




