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twilight world  作者: 江角 稚
14/22

第十四話

お待たせしました!

読者様のお陰で、「twilight world」再開です^^


久々の「トワイワ」に魅せられて下さい!

公園に佇むは、男二人。


先程まで貧乏サンタだった、二人。


そして、現在進行形で貧乏なホームレスの二人。




そう。

その二人とは。




決まっているだろう。

勿論、斎藤さん(仮)と金属バットを持つ男だ。




正直……俺は、この男が苦手だ。


彼からは"何で、俺がこいつと……"と言う視線は、流石に浴びなくなって来たが。


それでも、やはり怖い。

怖いものは怖い。




特に、怪しくも光沢を放つ──金属バットとか。




「あの……リーダー(仮)さんに、信頼されてるんですね」

沈黙が気まずいので、話し掛けてみた。




ぎろり。


睨まれる。




どうやら地雷を踏んでしまった……ようだ。




「まさかお前、俺の地位を狙っているのか?」


「めめ、めめめ滅相もない!!」

俺は即座に否定した。


……唐突なる問いに、かなり動揺していたが。


大体、俺は新入りだぞ。

何を言い出す。




「なんで俺が、貴方様の就くポストを狙うんですかっ!! 俺はそんなこと望んでいませんし、そもそもそんなこと言った覚えはありません!!」


……相手のツッコむ間もなく言い切った。


ぜーはー。




「そうか……なら、良いのだが」

そう言って、男はそっぽを向いてしまった。




何なのこの人!?

ノリがもう……もはや何も分からない。




仕方なく、俺は大人しく。

隣で金属バットを磨き始めた男と二人で見張り番を続けることにしたのだが。




沈黙。




沈黙。




……沈黙。




誰か、早く帰って来て下さい……。




俺はこの日、時が早く過ぎるのを願った。

はい、いきなり斉藤さん(仮)にこんな思いをさせてしまいましたね...

ごめんなさい、でも交換はしてません(笑)


これが「ケイドロ」でちょろっと出て来た「切ない14話」でした。

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