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捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
後日談 ハルクパークに国王陛下がやってきた!

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第151話 せっかくある会議室からの地下鉄おさらい 前編

「だだっ広い会議室ですね」

「はい、一応ここは『ハルクパークレジデンス大会議室』です」

「こんなの居住エリアにあったんだ」「というか居住施設と呼んだ方が良いかと」


 つまりはアレだ、

 マンションの住民で会議をする場所か、

 ウチの辺境伯領ってちゃんとした庁舎みたいなのがココだから貴族としての、領民の会議もここでいいかも。


(で、居るのは僕と会話してくれているベラドンナさんと、姫と叔父のダンバムさんとフィーナさんです)


 おまけでメイドが12人、みんな雇った人間の熟女だ、

 今日のこれが初仕事な領民も居る、生中継を見て即座に応募したここの住民、

 昼過ぎに応募して夕方の今、面接直後にいきなり働かされているという、本人は嬉しそうだけどね。


(そしてこの中に1人、僕の実母が!!)


 まあそこはあえて触れないでおこう今は。

 ジロジロ見て『あっこの人かな』ってこともしないよ!

 それはそうと夕食前に情報整理と今後についてだ、僕はダンバムさんに頭を下げる。


「陛下に就いていないといけない所、申し訳ないです」

「いやなに辺境伯領の今後の話もあって、相談したいというのであれば」

「後で陛下に報告しても別に構いませんので、でベラドンナさん」「はい地図をどうぞ」


 降りてきたスクリーンに映し出されるハルクパークを中心とした新辺境伯領、

 そこに書かれている開通済みの地下鉄と予定されている路線、そして色んな場所が、

 順番にひとつひとつ、おさらいして行こう……中心にハルクパーク駅、このタワマンの地下だね、僕が説明していこう。


「まず東西に延びるドワーフエルフ線、1番線がドワーフ国方面で最初に着くのがスタジアム駅です」

「エンシェントドラゴンの番《つが》いが住み、地下は大きな温泉施設がありますね」「ベラドンナさん解説ありがとう」

「ふむ、地下温泉はドワーフの好みらしいな」「また演劇を見たいですわあ」「ハルクパークテレビで7日に1度、夜8時に生中継してるよ」


 ダンバムさんはメイドの淹れた紅茶を飲んだ。


「んはぁ、騎士団の訓練で汗を流したあと、皆で入るのに最適な温泉だ」

「ただここ、メインの温泉が広すぎて深いんですよね、下手すると溺れそう」

「園長、それはエンシェントドラゴンのお風呂なので仕方ないかと」「まあそうだけど」


 古龍と一緒にお風呂は、

 観光客の一生の思い出になるな。


「次がドワーフ国駅、ただなんか最近色々やっているんだっけベラドンナさん」

「はい、勝手にあちこちトロッコが、正確には小型モノレールですが、なので細かい支線が沢山」

「全部、把握はしているんだよね?」「ですね、岩山の中にも外にも」「うむ、私も乗せて貰った」


 ダンバムさんが頷いてら。


「でその先がドワーフ国の山その端っこ、冒険者ギルド駅だっけ」

「ドワーフ冒険者ギルド駅ですね、普通の一般冒険者はここから森へ」

「国に認められた正式な冒険者ギルドでいいんだっけ」「そうなります」


 ここから出た先も結構強い魔物だらけ、

 そもそもの忌み地だった頃からえげつない敵が多かった、

 これまでは交通手段が限られてて休息場所も無かったからね、それでこの先である。


「こっち側の現在の終着駅がフィーナ公園駅、元々は無人公園だったんだけどね」

「やはり地下鉄が開通すると便利なため、人の行き来が用意なので商売を始める方々も」

「近々、王都で(悪い)ドラゴン狩りツアーの募集を始めるそうだ」「本当ですかフィーナさん」「ああ、この間のS級冒険者が言っていた」


 で、もうここから先は無理なんだよな、

 例の秘密基地は地下鉄を通して行く聖域に出来るスペースが無いらしい、

 ただ歩く通路《トンネル》なら可能だけど狭くて動く歩道は無理らしい、そこまでしなくても、ね。


(富士山頂までエスカレーターを設置するようなもんだ)


 別にエベレストでもいいけど!

 抜け道としての徒歩洞窟にするには距離があり過ぎるし、

 僕がこっそり行きたければドラモンかドラミンに連れて行って貰おう。


「続いて戻ってハルクパーク駅2番線から行くエルフ農園方面、まずはエルフ農園駅」

「人間を中心とした観光客は基本的にここまでですね」「はいベラドンナさん、それで限られた方がリフトやモノレールでエルフの里へ」

「エルフツリーハウスがある所ですわね」「うんアイリス、ここで病院じゃ治せない怪我や病気の治療を、超大金を出せばハルクパークの祭壇でやるけど」


 あそこ(中米風遺跡)は基本、

 陛下の関係者だけに限るんだっけ。


「すでにエルフに恋している人間も居るらしい」

「僕はフィーナさんに」「姫が先だ」「あっはい」

「園長、先を」「この先がエルフ第2農園駅、第3農園駅まで出来ています、雇われれば人間も行けますね、とりあえずは以上です」


 とまあエルフ方面の解説をさくっと終わらせ、

 さあ次はいよいよ今回の議題メインとでもいうか、

 人間領民線、その新しいドーム都市方面と、その反対側に何を造るか、会議だ!


(それは……後編でねっ!!)


 いや長くなりそうなので、ごめんなさい。


「あっそうそう園長、第2農園からリフトで露天風呂の森へ、ツアーで人間も行けるそうです」

「今日のエルフ専門チャンネルでやってたのは、それかあ」「園長、興味が」「……ええと次はっと」

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