第122話 明日の予定おさらいからのやっと就寝
「ふぅ~~、今日は疲れた」
タワマン自室に戻ったお風呂上がり、
フルーツ牛乳を飲みつつテレビでニュースを見る、
やはり今日の陛下お忍びが話題だが、もう孤児院について映像つきで流れている。
(情報が早いなあ、黒猫獣人アンドロイド視点の映像だ)
これ、たとえば戦争になったら、
リアルタイムでその様子を放送できるな、
その場合は国営放送か、そっちも詰めもやらなきゃ。
「園長、今日も1日、お疲れ様でした」
「うんガーベラさん、フィーナさん達は」
「お風呂上がりのケアですね、明日も国王陛下とお会いするので」
孤児院からワイバーンで帰って行ったな、
ぐっすり休んで疲れを癒して欲しいんだけれども、
異世界のベッドや空調は身体にあうかどうか、いや居るんですよ、バネが利きすぎて身体が痛くなるみたいな人。
(筋肉痛くらいでホーリードラゴンを使うのもなあ、でも相手が陛下なら)
それよりもだ。
「ガーベラさん、明日の予定をざっと」
「ドワーフ国とエルフ農園の視察、そののち秘密会議ですね」
「会議の内容は」「旧領民を出来るだけ全員戻せるか、その後どう養って行くか」
ていうかもう絶賛掻き集め中なんだけどな、
きちんと全員に再就職の世話しなさいっていう話か。
「対応は」「エルフやドワーフのように、ハルクパークに適応できる方々は園内で」
「で、適応できない人たちのための街を改めて」「以前の、旧城塞都市と似たようなものでも」
「じゃあまた周辺に農園を」「エルフと一緒は嫌だという方々のためにも」「やっぱ居るかあ」「居るでしょうね」
黒猫獣人ですら蹴られたりしてるもんな、
AIアンドロイドだけど、牢屋で反省はしてないだろうなあ。
「ええっと、これからどうしましょ」
「ハルクパークをですか?」「うん、陛下をどうこうする気は無い」
「周辺の拡大を順調に、農園は旧辺境伯邸方面に伸ばして行きましょう」
エルフ農園についてはもう増やしている最中だ、
その先に、いや地下鉄で枝分かれした先でも良いけど、
人間集落を造る計画を明日、本格的に話したが良いな。
「ガーベラさん、明日の会議までに図面どか用意できますか?」
「やっておきましょう、あとドワーフ国方面はダンディさん次第ではありますが」
「自治権渡しちゃったからなあ、陛下にそのあたり、どう説明しよう」「怒られはしないでしょ」
まあ、贈物もしたし。
「辺境伯の僕が、その中にドワーフの国を持っている、て感じで良いのかな」
「そのあたりの認識で合っていると思いますが、一応、ドワーフ国王に確認しておきますね」
「あっち方面の、ドワーフ国付きの」「ラスカルさんじゃないですよ」「彼女は鉄道警察官だからね」
兼エンシェントドラゴン通訳。
「それと、これに関して私が言うのはおこがましいのですが」
「ガーベラさんと僕の仲じゃないですか、何でも言って下さい」
「その割には私に付けていただいた某機能はまだ」「なんか親し過ぎて」
他のAIアンドロイドはまあ、何度か。
でもウチの3トップは手が出せないというか、
出す気にならないというか、じゃあなんであの機能つけた。
(今はそんな話じゃないや)
いやほんと、
最初の選択でサキュバスタイプにしなくて良かった。
「お母様のことです」「あー、今はどこに」
「普通に下の階、本人の希望で一番狭いワンルームです」
「それもなんだかなあ」「ユニットバスに驚いていたようですよ」
実の母親を狭いお風呂に入れたくないな、
いやこの世界ではシャワーすら上等なんだけど。
「やっぱり会った方が」
「園長次第ですよ」「ガーベラさんを抱くのもですか」
「……まずは後ろを見て下さい」「えっ」「なんだ、ガーベラも側室にするのか」
風呂上がりのフィーナさん来たああああ!!!
「あら、わたくしは構いませんわ、ハルク様のご希望でしたら」
「アイリス……いやまあ、アイリスが大人になるのが待ちきれないよ」
「わたくしもですわ」「ハルク、ちゃんと姫に愛を囁いてくれ」「イエッサー!」
さて、就寝だな。
「では私はこのあたりで」
「あっはい、ってどこで寝てるんでしたっけ」
「メンテナンスハウスですが、一緒が良いなら混ざりますよ」「混ざるとか言わないで!」
結局、正妻側室と3人で普通に寝ました。




