↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捨てられ貴族の公園造り ~婚約者もメイドも寝取られ危険な荒野に追放された僕は、前世を閉じ込めた箱を開けて未来型都市公園で暮らします~ ざまぁもあるし地域猫もいるよ!  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
後日談 ハルクパークに国王陛下がやってきた!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
143/234

第118話 特別個室は毎日魔石10個からのオプション付き

 ようやく治癒教会に運ばれてきた王妃の妹アニスさん、

 もうほぼ完治しているはずだが一応、検査と予後観察で、

 メディカルセンター病棟の一番豪華な特別個室へ運ばれた。


(国王一家が付き添っています)


 僕らも見学ついでで来た、

 ちゃんと前世の病人服を着せられているな、

 胸ポケットに『アイリス治癒教会』のロゴがしっかり入っている。


「主治医のヨネク=ラベラです、私、失敗しませんので」

「えっ手術するの?!」「園長、必要があれば、患者のためなら何でもします」

「ええっと、隣は麻酔係ですか」「よく御存じですね、ウチダ=ユベラです」「後でメロン手配しておきますね」


 そんな前世のドクター×(ばってん)な元ネタは置いといて。


「それにしても綺麗な部屋ね」

「アニス、本当に良くなったのか」

「ええ陛下、嘘みたいに」「嬉しいわアニス」


 お姉さんこと王妃もまだ涙ぐんでる。


「ハルクよ、これに対し、この治療に対し我はどのような対価を」

「とりあえず入院費用は辺境伯が持ちますが、ここ個室は特別料金なんですよね、ねえガーベラさん」

「1晩魔石10個ですね、1週間入院として70個です」「なんだそれで良いのか」「オプションもありますよ」


 ガーベラさんの視線の先、

 大型テレビの下にタッチする場所がある。


「あっ、テレビは有料ですか」

「はい、入構証をタッチすれば1日分が、園長」

「こう?」「はい、これで24時間見られます」「えっ僕、いま払わされた?!」


 まあいいけど!

 スイッチをつけるとニュースをやっている、

 さっきの祭壇から緊急生中継だって、画面右上にワイプで出てる黒猫獣人は誰だお前。


「さっきの祭壇ね」

「はいアニスさん、治してくれたドラゴンはもう巣に戻っています」

「お礼を言いたいわ」「園長のコネなら」「ま、まあ、ウチの家の、上の住民ですから」


 チャンネルを替えると、

 あっ、もう国営放送の試験電波が出てる!

 早いなあ、あとはエルフ専門チャンネルでは弓矢の競争が。


「これ、面白いわね」

「アニス、退屈しなさそうね」「ええ姉さま」

「あとオプションがまだ」「ガーベラ殿、まだ何か」「はいアマーティンさん、24時間専属ナースが」「頼む」


 ということでやってきたのは……


「特別個室専用ナース、アサク=ラベラと申します」

「あっ何かBGMが流れてきそう!」「せんぱぁ~~い」

「陛下いやアマーティンさん、ナースのお仕事は彼女が完璧に」


 ナース服の黒猫獣人、

 前世の記憶だとドジっ子だった気が、

 まあ主治医がしっかりしてるから大丈夫か。


「ウチの兵士もつけても良いか」

「構いませんが、危険は何も無いですよ」

「そうか」「どちらかというとメイドの方が、もちろん人間の」


 あっこれワンチャン、

 ウチの辺境伯領民の仕事おこぼれ貰えるか?


「わかった考えておこう」

「アマーティン様、ありがとうございます」

「うむ」「それでは早速、病院食が届いたようです」


 もうそんな時間か、

 確かに外は暗くなってるもんな、

 あ、今日ラストの第4便がそろそろか。


「陛下すみません、また問題があると不味いので、第4便を迎えに」

「ほう、では我々は」「夕食はご一緒したいのですが」「わかった、部屋で待てば良いか?」

「そうですね、陛下の方の、専用レストランルームで」「ハルク殿、改めて妹を助けてくれて、ありがとうね」


 ミランディア王妃が深々と辺境伯ごときに頭を下げてくれた!


「いえいえアイリスのために……アイリス?」

「陛下のいえアマーティンさんのお子様が飽きた様子だったので、一緒にキッズルームへ」

「ガーベラさん、じゃあフィーナさんも」「一緒ですね」「……正妻側室に黙って行かれた、しょぼん」


 まあ良いや。


「ハルク殿、アイリスの事を愛しておるのだな」

「あっはいアマーティンさん、一応は」「ではフィーナは」

「人生をめちゃくちゃにされたいレベルで愛しています!!」


 ってこの言い方よ。


「うむ、よーくわかった、婚姻の日を楽しみにしておるぞ」「ははっ」


 そんな会話をしている間、

 アニスさんはドワーフ専門チャンネルで、

 真面目に『ドワーフ名工100選』とかいう番組を見ていた。


(あっ、僕もちょっと興味ある!)


 こういうのが意外と面白いんだよな、

 それより国営放送についても詰めなきゃ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。