↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/301

ロイとアリィ



今週は、ロイとアリィの研究~!



「「…………はい?」」



─────────────



また新しい週が始まりました!

いつも通りにロイと教室にやって来るといきなり言われました。


「えーっと」

「どうゆうことですか?」



つまりは――――この間の、

やってみよう!の日に破壊した件について。

だそうです。

詠唱魔法はやはり魔力量が多い人が使うと、同じ詠唱魔法でも威力が全然変わる!ということがわかりましたね。



――のですが、

「私だって、結構魔力強いと思っていましたのにー!あなた達2人の魔力は強すぎます。」

とぴょんぴょんしながらピアに訴えられました。


「このあいだわ~。ロイとあの金髪くんが勝手に戦ってたから~。言うタイミング逃したのよぉ~。」

とミーサ。


「あれは普通ではない。」

とマリー。


メンズメンバーはというとロイに向かって、


「さすがだが、ずるいな。」

とルーイ様。


「……知識では負けないのにー。」

とノノア。


「あのくらいにならないとカッコ良くない。」

とカミーユ。



と言う事に朝からなってたそうです。



そんな事言ってる皆様だってAクラスがあんぐりするくらい、的を破壊していたと思うのですが……。


「俺達の研究って。」

「何をされるんでしょう。」

「つーか。何にも面白くないと思うぞ。」

「そうですよ!この間も皆さんと同じ事をしただけじゃないですか。」


思ったことをそのまま私達は言ったのですが。


「同じじゃないですわー!」

何やらピアさんがお怒りです。

はて?

「常識外れなのですよ!」


えー!そもそもそんな事言ったらこのクラス自体が常識外れじゃないのですか?


「そんな事ないですよ。」

「それを、本気で言っているならあなた達の感覚はズレているわ!」

ズビシ!!

決まったわ!的なポーズ付きです。


まあ、これだけ言われたのでちょっと考えますと。

「――――。そう言われますと他をの方の魔法を知らないので私には比較しようがありませんね。」


気づきました。

他の人の魔法とかも先日のAクラスくらいしか見たこと無かったです。ですが、あれは詠唱魔法でしたし。


「俺は他とか興味ないからなー。」

「よくわからん!」


とのことです。

あ!ロイはクラスの皆さんとはこのざっくりとした話し方にしたようなのですよ!

『こっちの方が楽だしな~。』との事でした。

『疲れるんだよ。あの堅い話し方。』だそうです。




「まあ、話はわかったけど。でも何をどうすりゃいいんだ?」


皆さんが何をどうしたいかが全くわかりません。


「そうね。魔力量は気の流れへの同調が高いと増える。もちろん生まれ持った器はあると思いますが。」


「いや、そもそも無詠唱魔法使う人事態が多くないと言われているのだから、無詠唱ってだけで十分魔力量多いからそれで良くないか?」


「よくない!」

「ずるい!」

「差がありすぎる!」

「格好良くない!」


ん~。話がループしてきましたね。

最後のはなんかおかしいの混ざっていましたし。



「じゃ~あ~。手始めに2人がどう普段魔法を使っているのか聞きたいわぁ~。」


「まあそれなら。」

「私はあんまり使っていませんよ。」


「今は平和だからな。大人になったばかりだから戦いなんてない。魔物も町には来ないからな。」

「だから俺もそんなに魔法を使っているわけではないが、自然を感じる時間と、家の中で便利に使うくらいかな~。」


「はあ?自然を感じる?」


「それは私の日課と内容は同じかと思います。」


「おー。やっぱりアリィも続けてた?」


「はい。そのくらいはしませんと使う機会がなくなってしまいますし、お父様やオルビン侯爵様にも悪い気がしていました。」


「そっか!」


「?それは2人ともやっているのね。」


「ではアリィは他にはいつ魔法を使うんだ?」


「主にはお料理する時ですね。」


「へ?」


「お嬢様なのにお料理するの?」


これにはロイもビックリです。

ああ!そうでした。

これは知っています。シアード家内での常識でした。

つまり外では、


「やっぱりズレてるわ。」


また言われてしまいました。



「おふたりが私生活で便利に使っている部分もすごく気になりますが、その共通でされている事を教えていただけないでしょうか。」


それは全然かまわないのですが。


「たいしたことはしてないぞ。」

「ええ。」

「たぶんみんな捉え方は大差ないと思うんだが。」

「私もそう思いますが。」


私達が2人で話をしていると、

「あーそこ。いつもながら仲がいいな。」


「何を言うんだルーイ!///。」

ロイは真っ赤です。なぜ赤くなるのでしょう。ただの本当の事ですのに。

「はい。仲良しです!」


全員「…………。」

「?」


「はい!始めましょう~!」

「ロイ!頑張れよ!」

「なかなかの強敵ね!」


「?」

何か敵がいたらしいです。


よくわかりませんが本題に入りましょう。



※※※※※


移動しました。

ひとまず草木のある校庭に来たのです。

色とりどりの花が咲き乱れていてとても素敵です。

さり気なく薬草も群生しています。

どなたか、二年生か先生の誰かが魔法薬に使おうとしてますね。

何やらミーサもニヤニヤしています。う~ん絶対今度植えてますね。

目が合うと

「内緒ね☆」

ペロッと可愛く言われてしまいました。確定ですね。

可愛いから……いいのです!


そんなこんなでいい感じに芝生がふかふかの所を見つけました。

いや~。このクラスの方々流石です!


「あ!厚めの布あるよ~!座りましょう。」

‘’ぽん!

「それでは、私はお菓子を。」

‘’ぽん!

「私は、お茶セット。」

‘’ぽん!

「サンシェードいる?」

‘’ぽん!

「ローテーブルで良いか?」

‘’ぽん!


あっという間にお茶会のようになりました。


「お前ら……当然のように縮小魔法使えるのな……。」


あ。これは皆さんが実物をコインくらいの大きさにしてバッグに入れていたものです。


「いや~。やっぱり無詠唱出来るようになった時早々に覚えましたよ~。」

「ああ。とても便利ですからね。」


その物の形などをしっかりと捉えられていて、戻す時も正確に想像出来ないと使えません。

ですが、そもそも大前提として最低限無詠唱でないと実用的ではありません。

詠唱魔法では高度な魔法だと詠唱も長くなりますし、魔力が高くないと扱えないからです。おそらく詠唱魔法でできる人は一握りくらいだと言うことです。ノノア談。




そんなこんなで、準備オッケーだそうです!



「とりあえずさ、俺らの前にみんなの見てもいい?ちょっと他の人のあまり見たことなくってさ。」

それは良いですね。私も見てみたいです!


「そうですね私も気になります。」


「んじゃあ。」


みんなそれぞれ目を閉じて、意識を集中させます。ぽわ~っとそれぞれの身体の周りから離れていくように広く。周りの草木などと捉えると、光る粒が見えました。


「やっばりそれぞれの広げられる範囲があるな。魔力量の違いか。」

ダン先生は、ゴロゴロしながら面白そうに観察してます。



それよりも――――。


「粒?」

「粒ですね。」

それぞれの個体を捉えていた魔力は光の粒のようでした。


あれぇ~。いつもの感じと違いました。


「ロイは粒?」

「いや。アリィも違うだろ?」


そうです。私達とは少し違ったのです。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。