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幼馴染でも嫌なのに、義妹だなんてやめてほしい

2話です。


関係の始まりをいい感じにかけたのではないかと思います。


よろしければ御覧ください。

教室に入るのが憂鬱だった。

辺鄙な田舎にそびえる高校。

ほぼすべての生徒が持ち上がり。

当然、高校デビューなんて概念あるはずもなく、みんながみんな顔見知り。

コミュニティは既に形成されていて、固まっている。

訳あって戻ってきた私は、案の定どこにも馴染めず退屈な日々を過ごしていた。


「でさぁ、これが面白いんだよ」


ふと耳に入る何気ない会話。

話すこともなく、相手もいない私は窓際で本を読む。

別に好きではない、ただ別世界にいられる気がした。


——「あ〜さかっ、なにしてんの?」


底抜けに明るい声がする。

私は、うんざりしながら本を閉じた。


「別に、本読んでただけ…」


彼女ー涼宮苦来は面白そうに私を見た。

そしていう。


「ふ〜ん、そんなことより今日さカラオケいかない?」

明るいされど、有無を言わせない勢い。


私は、俯きながら答えた。

「行かない、どうせまた盛り上げろっていうんでしょ…」


「そんなこと言わんてぇ」


そういって肩を掴む彼女。


傷つけないよう腕を振りほどく。


「なんにしても嫌だから」


珍しくそれで終わった。


「そっかぁ〜、まあいっか。どうせまた会えるし」


そう言って、どこかへと行く彼女が幼馴染だなんて、もし言っても誰も信じないだろう。

……別にいいけど。


1日の終わりをチャイムが告げる。

長かった。私はため息を吐いた。

カバンを持つ、荷物をまとめて帰ろうとしたところで


「あ〜さかっ、今日一緒帰ろ?」

苦来がそんなことを言う。


「馬鹿なの…、方向逆じゃん、」


苦来がコテンと首をかしげる。

一瞬の静寂。

そして一言


——「あれ?聞いてない?今日から苦来は、あさかの家族だよ?」


これがすべての始まりだった。












いかがでしたでしょうか?


今後あさかと苦来の関係はどうなるのか見守っていただけたら幸いです\(^o^)/

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