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トレジャーダンジョン開始です!


「ねぇせっかく優雅や魅色さんも新メンバーになった訳だしそろそろ秘宝探しをまた始めてもいんじゃないの?ミサ姉」

「そうね二人ともかなり戦闘のレベルは高いところにあるからなんとかなるかも」


どうやら俺と魅色が加わったことによりフォースギルドの実力はレベルアップしたためルルは秘宝探しをまたやろうという提案をしたようだった。


しかし秘宝探しと聞くとなんか海賊みたいだな、子供の頃ならいぇーいやろーぜてきな軽いふざけ半分のノリでやるかもしれないがここ異世界では秘宝を見つければ国が永遠に平和になるっていうすげー秘宝なのだ。


俺は出されていた紅茶のカップを手に持ち一口飲む

「その秘宝はもう1つ見つけれられてるんですよね?だったら2つ目を探すってことですか?」

俺の質問にミサエラさんはうなずきつつもまだ別の話題があるようで


「確かにそうだけど2つ目の秘宝の場所はもう分かっているのよ」

ミサエラさんは座っていたイスから立ち上がり結構前に見せれてくれた地図を持ってきてペンである場所に丸をつけた。


「拒絶区G ロゼルスよ。ここはこの世界の拒絶区の中でもかなり凶暴なモンスターがいると知られているところで生還率はソロで14%

4人ギルドで45%私たちのフォースギルドは

5人いるから生還率は60パーセントぐらいかしらね」


「でもミサエラ姉さんその低めの生還率で

生きるか死ぬか分からないその拒絶区で危険を承知でも行かないといけない場所なの?」


確かに魅色の言葉にも一理ある。

世界にはまだあと3つ見つかっていない秘宝がある訳で拒絶区でも選りすぐりの危険度の場所に行ってもしメンバーが死亡してしまう可能性もある訳でここで焦る必要はないと思った。


「どうしてそんな危険を冒してでもその秘宝を取りに行く必要があるんですか?」

ナギサは紅茶を飲み終えテーブルに置くと

俺の方を見てその理由を話し始めた。


「それはね優雅。その二つ目の秘宝はかなり危険なものなのよ。危険と言っても何もしなければいいのよ?でも悪用されてしまうととんでもない事になる。」

ナギサの真剣な面持ちから確かに危険な秘宝という事は察しがついた。


「例えばどんなところが危険なんだ?」

俺はナギサがそこまで危険という秘宝の危険性について知っておきたかった。それに何もしなければ。という点にも引っかかった。


ナギサはリビングの端になる本棚から紺色の古びた本を持ってきた。

「この本にその危険性が書いてあるわ」

ナギサは本を開くと朗読し始めた。


「昔、この国にある危機が訪れました。二体の魔物がこの国を襲い始めました。その魔物は人を喰らい、森を壊し、人々はその強大な力になす術がありませんでした。」

ナギサはページをめくる


「そんな時ある一人の女性が村の近くの洞窟で光り輝く不思議な球体を見つけました。

その球体は女性が触れるとさらに輝きを増し

その光は女性を包みました。そしてその女性は普段の温厚な表情とは変わり、目の下には紫色の斑点が浮かび上がり真っ黒なオーラを放っていました。」

ナギサの読んでいるページの挿絵を見ると村人が真っ黒なオーラを放っている女性に怯えている感じの絵だった。


「その女性は村人達を攻撃しました。村人達は逃げ惑いなんとか攻撃から逃れていました

そして女性は二体の魔物と対峙します。

魔物は女性を攻撃対象と見なし二体同時に

女性へと襲いかかりました。すると瞬きする暇もなく二体の魔物は消滅しました。」


「ものすごい女性だな。」

「ここからが重要よ。」


「女性は魔物を消滅させた後もそのオーラは消える事はなくいろいろな村を破壊し尽くしました。事態を重く見た当時の王宮はある作戦を考えました。」

「その作戦とは女性を大きな穴へと突き落としその穴の中に高温の液体を流し込み女性を殺すという作戦でした。」


「作戦当日、女性は作戦通り魔導師に操られ穴へと落ちました。そこへ火の魔導師達が大量に高温の液体を流し込みました。そしてその液体が固まっても女性が出てくることはありませんでした。」


その本の内容が衝撃すぎて俺は驚いていた。

「その本の話って今から大体何年前ぐらいの話なんだ?」

「うーん500年前ぐらいかなまあ実際にマグマホールという固まった穴があるぐらいよ」


その本の内容は大体分かった。しかし今回の秘宝との関係性がいまいち分からなかった。

そんな事を疑問に思っている俺を横目にミサエラさんが関係性を話し始めた。


「その女性を操った光り輝く不思議な球体というのが今回の秘宝なのよ。今のところ危険性はないけれどそれを悪用しようとしているギルドがあるって噂なの。だから一刻も早くどこかのギルドがその秘宝を入手しないと」


なるほどだからその秘宝を早く入手する必要があるのか。だとしたらもしその悪用しようとしているギルドにその秘宝を取られたらもしかしたら500年前の事件の再現が行われしまうかもしれないと思った


「じゃあ早くその秘宝を見つけないといけませんね」

「だから秘宝探しを再開しようと思ったの」

ミサエラさんは地図をたたみ再び元あった場所へと戻す。

メンバーは行くかどうかの結論に悩まされたがやっぱり誰かやらなくてはいけない。メンバー誰もがそう思っていた。


「みんな考えは同じみたいだね」

ルルがみんなの顔を一人ずつ見ながら言う。

どうやら話し合う必要はないようだ。



「じゃあ出発は明日の朝。みんな武器のチェックとか個人で済ませといてね?じゃあ解散よ。」

みんなはそれぞれ自分の部屋へと戻った。

いよいよフォースギルド最初の試練が始まる




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