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ストレンジカメレオン  作者: チャンカパーナ橋本
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3-2 何か違う

「街田駅に集合ね」と、一概に言っても街田駅は広い。それに小田急線とJR線の二つのホームがある。つまり種田の伝えた情報は根本的に情報不足であった。


 不服ではあるが、履歴からもう一度電話を掛ける。これじゃまるで俺が種田に会いたくて必死みたいじゃねえか。……それは自意識過剰か。


「もしもし」


 一人議論をしていると、種田は意外にもワンコールで出た。


「お、おう、いまどこにいるんだ?」

「愚問ね。答えとは与えられるものではないの。自力で探すものよ。ヒントはオタクトライアングルのどこか」


 そういうと突然電話はガチャリと切れた。……アイツ、会ったら絶対ぶっ○す。

 種田のことだ。もう一度電話をかけたところで、どうせ電話をワン切りして終わりだろう。

 ……種田の手のひらの上で転がらされているようで甚だ不服だが、大人しく推理をし始める。

 えー、なになに。トライアングルはいわずもがな三角形って意味だよな。そんなの英語の成績が何とも言えない位置を行ったり来たりしている俺でもわかる。

 そしてもう一つのキーワード「オタク」。組み合わせてオタクの三角形。


 ……はい、意味不明ー。絶対出題者が悪いだろこれ。クイズ素人が作るとこういう独り善がりな問題ができあがるんだよなー。


 つーか街田でオタクって言ったらあそこらへんしか、でもそれは――

 ……いや、もしかして。あそこと、こことコレで。

 ……はい、きたー。完全に降りてきたー。一転攻勢。天才なんじゃないか俺。

 いいだろう種田、聴かせてやるよ――俺の論理ロジック律動リズムを……。


 圧倒的推理力……。この調子だと将来は探偵になるから今後将来を不安がる必要はないな。うん。

 将来の安泰と、推理に対しての自信を胸に、俺は目的地へと歩みを進める。真実はいつも一つ! 間違ってたら種田に全力で電話かけよ!


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