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〜私の恋は妖精の魔法と少しのドジで始まりました〜

作者:石田あやね
過保護の兄に守られて育った主人公・葉月は高校生になっても彼氏ができない。漫画やドラマ、それでしか恋愛に触れることのできない葉月は重症なメルヘンチック思考の持ち主となってしまっていた。
そんな葉月を面白がり、親友の柚子は妖精にでもお願いすれば? と、冗談を言う。だが、それを間に受けた葉月は妖精を呼び出すことを決意する。

葉月は妖精を呼び出すことに成功!!
だがしかし、目の前に現れたのは絵本に出てくるような可愛らしい妖精ではなく、おじさんの姿をした見習い妖精・アモールだった。

葉月はそれでも妖精であることには変わりはないと恋のお手伝いをお願いするのだが、アモールが葉月の恋の相手として選んだのは学校一番の不良と噂される恭太。恋の矢の力によって恭太は葉月に好意全開! 今すぐに取り消しをお願いしたのだが、アモールはとんでもない勘違いを発動し、今度は恭太と葉月の兄・理人の中身を入れ替えてしまった。

こうしてダメダメな見習い妖精の少しの(?)ドジから葉月の恋は大きく動き出すのだった……
第1章【少女、妖精と出会う】
1話 妖精はおじさん
2025/06/28 07:17
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