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最恐魔導士は、おれがお嫌い  作者: 水桜崎 有叉杜
第六章

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撃たれる

 施設の出入り口の側まで辿り着いた嘉一とゼノは、あと少し歩けば、外に出られるという所に居た。

 出入り口に人形が立っているのに、先に気づいたのはゼノで、嘉一が人形に気づいた時、人形は、左手に刃物を持っていた。


「刃物……!」


 そう口にし、怖気づいたような嘉一に、ゼノは「さっきみたいに燃やせば一発だって」と話す。


「や、やってみる……」


 嘉一は、ゼノに言われるまま、炎を呼び出す。

 人形が、嘉一に向かってくる。

 嘉一は、驚いて、炎を消してしまった。

 嘉一と、人形が闘っているのを見て、ゼノが「何やってんだよ!」と言う。

 人形が懐に右手を入れ、銃を取り出し、嘉一に向けて発砲した。

 嘉一は、胸を撃たれて、その場に倒れた。

 ゼノが、人形の胸元に飛び込み、銃を奪って、人形の頭に発砲する。

 薄れゆく意識の中で、嘉一は、ゼノが嘉一の両脇を抱え、建物の外に引きずり出そうとしている事を知った。

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