花畑
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「ようやく花畑に着けましたね」
「だね。そろそろお昼じゃないかな。一角ウサギの肉とキノコンの肉もあるし、ご飯にしようよ」
サマナ達は分かれ道を抜けて、花畑に到着。
一角ウサギを倒した後、フクロウコウジがやって来てくれたお陰で、先に進む事が出来た。
フクロウコウジが最初からいない場所もあり、そこは同じ分かれ道を進まなくても良い事も発見。
最初にサマナとラビがいた場所もそれだったからな。当然といえば、当然だ。その確認作業も必要になるわけだが。
そこはバーバラやラビが空から確認すれば問題ない。
魔物のキノコンとも遭遇。俺様達を見て、逃げ出したが、すでに遅し。ラビが食料を逃すわけがなく、爪で刈り取った。
サマナは何もしていない。一角ウサギで魔法を二回使用したからな。魔力の回復をするためにも使わせなかった。
新しい俺様で攻擊するにしても、キノコンの方がサマナよりも移動速度が上だったからな。追いつけなかったのもある。
ラビがキノコンを倒したところで、俺様が強化される事はなかった。パーティーではなく、サマナ……俺様を使う事が重要なんだろう。勿論、魔物による気もする。キノコンを倒しても、どこが強化されるんだ?
バーバラ曰く、花畑は拓けていて、分かれ道の広さの四つ、六つ分はあるらしい。
俺様の目から見ても、一面花畑になっていて、それを囲むように木が生え茂でいる。その木のどれかにビービーの巣があるはずだ。
花畑にビービー自体はいるだろうが。ラビは良くても、サマナが欲しいのは蜂蜜だからな。
「良いんじゃない? こういう景色を見ながらのご飯は美味しいと思うし。お姉さんも少しは寝ておきたいかな。夜の警備をしないと駄目でしょ?」
バーバラは幽霊という事もあり、夜型だ。昨日の朝にギルドへ行く時も寝ていた。
今日は探索者試験なのもあり、ずっと起きたわけだが、試験が二日掛かるのであれば、休む時間は必要になる。
サマナやラビ……俺様も夜には寝てしまいそうだからな、バーバラには監視役をして貰わなければ。
「そうだな。この場で休むのはありだと思うぞ。ここまで広ければ、相手の動きも分かりやすい。すぐにでも移動は出来るだろ」
フクロウコウジの姿はなし。花畑からは何処にでも移動可能だ。
中央じゃなく、端で休憩すれば問題なし。
舗装された道じゃなく、獣道から出てくる魔物や参加者には注意しなければならないわけだが、それはそれだな。
「僕達以外にも花畑に参加者がいるみたいだね。こんな場所で罠を仕掛けるなんて事はないと思うけど」
「そ、そうなんですか!!」
サマナと俺様には見えないが、ラビ目には先まで見えているみたいだな。




