分かれ道
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「まずは西……ここみたい場所を四つ先に進むらしいです」
「OK!! こっちだね。今いるみたい場所というのは十字路って事で合ってる?」
「お姉さんが頷いてます。途中の道は木で隠れてるみたいで、斜めに進むのも余計にそれが増えてるって」
ラビを先頭にして、ビービーを見つけるために花畑へ向かう。
「獣道だと別の魔物と遭遇するのもそうだが、戦闘をするに向いてないからな。必要な戦闘以外は避けたいところだ」
木々が邪魔でサマナの攻擊魔法は当たらない気がする。それほどのダメージも与えられるわけでもない。
防御魔法にしても、森に慣れてる魔物相手には幾つあっても足りない可能性もある。
「他の奴等の戦闘に参加するのも駄目だからな。それがピンチだとしてもだぞ」
サマナの性格からして、ピンチの参加者がいれば、助けに行く可能性がある。それが防御魔法だとしても、仲間扱いになり、ポイント増加になりかねないからな。
「そうだね。サマナは助けに入りそうだから。下手に助けた方が迷惑になるから。僕だけじゃなく、助けた側もだよ。あっちもポイント増加になるんだから。それに死ぬ事はないからさ」
瀕死になれば、ダンジョンから強制的に脱出する事は説明されていた。探索者試験で死者を出すわけにもいかないんだろうな。
「わ、分かってます。探索者になるために必要な事なら、頑張って目を瞑ります」
無理そうな感じだな。他の奴等に遭わないようにしたいところだ。
「僕が出来る限り、先に匂いや目で見つけるよ。そこから避ける道を探した方がいいかも……っと、一つ目の分かれ道だね」
一つ目の十字路、分かれ道が俺様の目にも見えてきた。
俺様自身の足で歩いたわけじゃないが、そこまで移動した感じがない。
これで一つ目だとしたら、四つ目までは然程離れてないのか? こんな場所が幾つあるかも聞いてなかったからな。
「結構近いね。上で見た時はそんな感じはしなかったけど」
バーバラも少し驚いてるな。まだ一つ目の分かれ道だ。距離感もある。次も同じ感じで進めるなら、問題ないはずか?
「あっ!! 魔物発見!! こっちに気付いてないし、倒すのは全然ありだと思う。強そうでもないし……キノコンみたいに食べたり出来るかな?」
ラビは目だけじゃなく、匂いで気付いたのか、鼻をスンスンとしていた。どんな魔物なのかは見れてないが、本当に食べるつもりか?
サマナもラビが指差す方向に目をやり、魔物の姿を確認。俺様も見えたが、すぐに戦闘に入らず、俺様を脇に挟み、ブックを見始めた。
鳥型の魔物だな。木の枝に留まっているという事は、小型に分類されるのか? 敵意、警戒心は全く感じられないぞを




